ライブレポ No.100
Special Thanks to ぽけっとさん


1999年8月28日(土)
YMAC99
Yamazaki Masayoshi in Augusta Camp 1999

福岡 海の中道海浜公園野外劇場
Special Guest:杏子・スガシカオ/Opening Act:COIL
open:14:30/start:17:00


いよいよYMAC99も最終日


夜明けまえ(シカオちゃんじゃないんですが)から会場に並び、

昼過ぎまでは真夏の太陽に炙られてばてるのでは、と思ったくらいの暑さだったのに、
開場30分前の14時になって突然の黒雲。そして大粒の雨・・・
ついに、晴れ男・まさやんの神通力も最終日まではもたなかったのか・・

雨はそれほど強くならないまま、会場に入り、開演を待つ
会場は札幌に似た感じの傾斜をもった芝生席です
けれども圧倒的に広い!
天気ならばステージの上のアーティストが落日を見ることができる
日本唯一の会場ということを聞いていたのですが
この日は残念ながら雲に覆われていました

入り口付近ではドミノグッズ(美顔ソープとか、キーストラップとかプログラム)

を含めてグッズと食べ物の販売、10月のニューシングルの予約や、
帰りの博多方面の直通バスのチケットも販売していました
ちなみに、「福耳」ビデオは3時前に売り切れて、掲示のところの
ビデオのところを紙で覆ったのを目撃。
コーラを
「奇って言って売っていたけど、そんな
ミラクルな味だったのかな???誰か飲みましたか??(笑)

始まるまでにかかっていた曲、多分これまでと余り変わってなかったけれど
心なしか
「トランジスタラジオ」の回数が多かったような気が・・・

そして、17時5分。ほぼ定時に社長登場!

出てくるなり、ホイッスルを
ピー〜〜と鳴らして「注目!」
今回はちゃんと名前も言ったし、以下、いつものとおり、開会の辞を棒読み。
写真(特にフラッシュ)のことは、よほど気になっているようで
毎回この時に注意が出てました
でも、今回も「星に願いを」の時に光ったなぁ〜(泣)
地元クロスFMのチャートで
「星かけ」が1位になったという報告がありました!

コイルはMCは少なかったけれど、今回全部ちゃんと曲名を言ってから演奏していました。

やっぱりそうしてもらった方が聞いている方も入っていけるような気がしました
コイルファンには申し訳ないのですが、そうでないと
余り馴染みがない曲なので、わからなくて困ってしまうのですね

そして、いよいよまさやんが登場!

・・・ところが。ここで我慢していた空が一気にハメを外したように
雨を降らせ始めました
なんてこと・・・・まさやんも気になっているようですが・・・

でもここからは雨のことなんて全然覚えて居ません
雨足が余り強くならなかったこともありますけれど
それよりも自分が完全にステージにのめり込んでしまって
まさやんがときどき
「雨止め!」とか「太陽頑張ってくれ!」とか
いうことを言うときに「あ、降っていたんだ」って思っていたくらい

でも、まさやん、いつもより元気!笑顔がバクハツしていました
ゲンタさんはスーパーマンの柄のはいったTシャツ、山木さん&キタローさんは
ツアーTシャツ?キタローさんは機材の蔭で最後まで全然見えなかった〜
残念!。まさやんは白地に赤で「GOODIES」?とか書いたTシャツとカーキパンツ

曲順はこれまでと変わらなかったので、今回はもう印象に残ったところだけを書きます

「ドミノ」のときの間奏を、ブルースハープとマイクを同時に手に持って吹く
 「ミシシッピ紀行」の時のようなスタイルで演奏をしてくれたので、もう感激!!!
 かっこいいよ〜(でも前半、マイクがonになってなかったみたいで 音が聞こえなかったのは残念!!)

「昼休み」ではボトルネック(っていうのかな?指にはめて全部の弦を
 同時に押さえるもの、ギター用語よくわからないので違っていたらすみません)
 をつかって、弦をスライドさせるような弾き方をしてました!
 音が
ザワザワザワ〜キュワンキュワンっと鳴って、ううむ、様になってる!

「妖精〜」の前に少しMCがあったかな?
 『夏に罪深いことをしたひと〜』とか言って、よく見えなかったけれど
 ゲンタさんが手を挙げていたようだった・・

「琥珀色〜」の前に、ギターで下校放送のチャイムを。そして
『下校時刻になりました』って、放送までやってくれました!
 もうまさやんの放送だったら、従ってしまう!と思ったけど、多分、その
 放送委員が帰るまでは校門の前で待ってるかな〜とか、
 中学生のようなことを考えていました・・・(^^)

 確かこのあたりだったか、曲と曲の合間に客席から『がんばって〜』とか
 声がしきりにかかったので『がんばって、がんばっていうな〜』
 『お客さんもがんばれ〜』っとか言っていたかな?(いつ言ったのか記憶が曖昧)

「水のない水槽」の時に雨がちょっと強くなったかんじで、まるで
 「動く山崎」の方のPVのような感じ。あれほどじゃないけれど
 雨のなかでの「水のない水槽」

・・・少し湿り気のある曲の雰囲気と暗くなりかけた空の雨・・・
野外ライブならではでした

そして
「心拍数」
この日のまさやんはMCがとても少なかった
<音楽を聴いて欲しい><歌いたい>
というストレートなメッセージを感じさせるイキオイがすごく感じられて、
すべての曲がひとつのつながりになって、わたしの中に入ってきました。
特にこれと次の「月明かりに照らされて」は、
<聴こえるか?><なにかを感じているか?>
とまさやんが叫んでいるような、そんなものを感じました
特に「月明かり・・」いや、ライブでここまでもろに泣いてしまったのは初めてでした・・・
これで今年のYMACが終わるとか、そういう感傷とかがあったのかもしれないけれど、

スピードがあるのに、ずっしりと重い一曲でした

そして「ペンギン」
今回はタケシくんが衣装を着て出てきて脱いで帰っていきました
『おまえはそれでも芸人か〜〜』
あ、タケシくんって芸人だったんですか???(^^)

「パンを焼く」では「きみのための
明太子」と「きみのためのもつ鍋」とか言っていたようです

「ソノラマ」のイントロでは、また
長めのブルースハープのソロ!
もうハープ大好きのワタクシとしては、たまりません!
しかも、ステージ前に入っていたカメラに向かって、目線送りながら
吹いていた姿は、なんだかラッパーみたいで、足どりといい、
ノリノリのまさやんがそこにいて、私たちも乗せられまくりました

アンコールの頃には徐々に雨も止みはじめました
今回は「僕はここにいる」が印象的でした
イントロの部分のアレンジも初めて聞くもので、一瞬「新曲をやるの?」と思ったくらい・・・

そして、
福耳の登場です。このころにはすっかり雨も止みました
まさやん、恒例となってしまった
浴衣姿で登場。
柄は神戸以来同じ柄。

裾を少しからげての<岡っ引き走り>もなんだか板につきましたね

杏子姉登場。

『白いTシャツを着ている女子は気を付けるように、(濡れて)透けて・・・』
おっと。。。そして

『まさよし、おまえからもちゃんとみなさんにお礼を・・・』
って<姉御>ぶりを発揮発揮(^^)二人でおじぎをして回っていました
かわいいです・・・

そして、4回連続浴衣姿をパスしたシカオちゃん、最後だし、今回くらいは着てくれるか?
確か富士急では帯まではできてたわけだし、一回見たいなぁ・・・

・・・しかし・・・

やっぱり今回もTシャツ&ジーンズだ・・・

シカオちゃん、客席に向かって
『こんばんわ〜〜』それから今回の言い訳
『浴衣できたんだけどさ〜、福岡だけで着たら、他の会場の人に悪いし不公平だから・・』
いやぁ〜、見たかったですよ
まさやんが『でも、シカオちゃんが浴衣着たら、バンビの入れ墨みせなきゃだめだよ』
っていうのでなんで?と思ったら
『シカオだから鹿の子供、だからバンビ・・』って。もうシカオちゃん受けまくって
まさやんと手を叩いて喜んでいた・・・やっぱり仲がいいのですねぇ

シカオちゃん『しかし、今回ばかりは自分が雨男だっていうこと、認めるよ
何しろ、どこかに移動するとそこで雨が降るんだから』そうか、だからここでも雨が・・
だとしたら、シカオちゃんは単独で野外ライブはまずいですよねぇ(^^)

シカオちゃんが仕切って
いきなり曲紹介
「ハッピーバースデイ」

そして
「星のかけら〜」!
客席とコール&レスポンスも定着した感じで、杏子さんは、左右のステージぎりぎり
まで出てきて、歌っていました


最後はcoilも加わってオーガスタファミリーで
「根無し草ラプソディー」
合間に杏子さんがボールを投げる振り?をしながら
『王貞治です〜』って
ご当地ダイエーホークスにちなんで言ったら、もうまさやんとシカオちゃんうけまくり・・・
「寂しい夜は〜」のところは今回はラストということもあってか、長かった。
まさやんが『あ、ドラエモンだ!』
っていうと、
杏子さんがドラエモンの声で『ぼくドラエモン』
杏子さんが『あ、田中邦衛だ!』っていうと
シカオちゃんがそっくりの声で!!(何て言ったか今回も聞き取れず、
残念確か『ほたる〜』って言っていたかな?)
そしてシカオちゃんが『あ、柴田恭兵だ!』でも、
まさやん似てなかったなあ・・
しかし、ここでもう一周したのですね、今回は!
杏子さんがもう一度ドラエモンの声をやり、『あ、中居くんだ〜』で
シカオちゃんが『え〜〜、山崎さん、また「うたばん」出て下さい』
そして
『森進一だ〜』え?まさやんがやるの?
初めて聞きましたが、いや、似てるのなんの!本人もうれしそうに
こぶしをきかしまくってましたねぇ〜〜〜

さらにシカオちゃんが
まさやんの声真似で『寂しいよるは〜』と歌い、
もう会場大喝采。

そのうえ、まんが日本昔ばなしのナレーションの声まで
披露!『むかしむかしあるところに・・』(爆笑)シカオちゃん、レパートリーが広い!
そうしたら、まさやんまで『おれも〜〜』シカオちゃんも舞台の端まで出てきて
ギターを弾く姿、なっかなか素敵でした

最後の花火はステージの右手から上がってきましたがちょっと目立たなかったかな?

ラストは全員でカーテンコールみたいに手をつないで、何度もおじきをし、
会場中が幸せな雰囲気に包まれて終わっていきました


残ったのは、満足感、そしてもう終わってしまったんだ、という脱力感。

かえりたくない、もう一度最初から、とかダメ?もう
戻ってこないあの時間・・あの雰囲気・・・もうあっと言う間の4時間でした、

え、もう終わってしまうの?もうこんな時間なの?
って何度も思いました
でも舞台を下がっていくまさやんが、シカオちゃんと肩をたたきあって
握手していたのが、とても印象的でした

きっとまさやんも満足していたのでしょうね

海中ではまさやんの<音楽>そして<声>、毎日ウオークマンやCDで
聴いているのに、初めて聴くような、そんな気もちが何度かしました
本当にすばらしかった・・・


ありがとう!まさやん!そしてオーガスタファミリー!
そして、「ブロックにひとりだよ〜」と言っていたワタシを助けてくれた
みんなに本当に感謝!
みんなであの気もちをあの時間を一緒に過ごせたこと、本当に
充実感をおぼえています

会場の警備や帰りの誘導もとてもきちんとしていましたね
JRを使って帰ったのですが、混乱もなく、あれだけの人数が
帰ることができたのはすごいと思います
(駐車場がとても混んでいたので、たいへんだった人もいるのでしょうが)

ちゃんと全部コトバにできないのがもどかしいのですが・・・

thank you!! まさやん!!!



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