ライブレポ No.102
Special Thanks to あきさん 

オーガスタファミリー番外編 
〜シカオちゃんライブレポ〜


1999.9.29(水)
SHIKAO & THE FAMILYSUGAR Tour’99 AUTUMN

石川厚生年金会館

open 18:30/start 19:00

また、石川レポを書かせていただきます。シカオちゃんツアー´99オータム。

シカオちゃんは前日にバスで新潟から金沢入りして、地元のラジオ番組に出演していたので、
まずは、ライブ直前のその話から。
原因不明の腹痛に2,3日前の朝起きたときからおそわれていて、

新潟ライブでも途中でトイレに退場するかもっていう状況だったそうです。
DJの気をつけて下さいねの言葉に正露丸、一瓶飲みますなんて、言ってたけど、本当に大丈夫かなー。
 

Open 18:30  Start 19:00。
平日だから19:00スタートっていうのはとても親切だなーって思いました。
シカオちゃんのライブは去年の金沢でのイベントのミニライブ以来2回目。
まさやんの富士急のキャンプチケットよりも先にシカオちゃんのチケットが手元にあったので、
すごく待ったなーって感覚と、いよいよ今日なのねーとしみじみ。
開場前にグッズの販売もはじまってスムーズに買えました。

Tシャツが5種類もあって、どれも格好良いしサイズも豊富。
そしてパンフ、トートバッグ等々。
パンフレット、表紙には小さな丸いパンチングでシカオちゃんの横顔を表現していたり、写真も色々。
作りも凝っていて、ゴムで止められる趣向になっています。
しかし、重ねておいてある為積んであるパンフの重みで金具のあとがついているという難点も。
けどこれはどうしても避けられないでしょう。メールオーダーにはクローバーのシルバーリングもありました。

高まる期待の中、濃紺のシャツ茶色のカーゴパンツのシカオちゃんが登場。
その手には最近TVでもお馴染みの白色の変形ギター。
そしてツイストパーマ!
生パーマは落ち着いた感じでした。
しっくりきすぎてる。

1曲目「310」

1曲目からディープだー。
そして「ドキドキしちゃう」「ヒットチャートをかけぬけろ」「ひとりごと」。
MCをはさみつつ「夕立ち」「夜明けまえ」「グッド・バイ」。
全体的にアレンジがすごく凝っててかなりニブいわたしはイントロの途中まで何の曲だったっけ?
と思うところがいくつかありました。
勿論、全部の曲がアレンジ前よりもパワーアップしてます。

ここからアコースティックコーナーへ。
FAMILY SUGARの方々は楽器を持ち替えてました。
ベースの坂本さんがウッドベースにもちかえ、腕前を披露。
それにシカオちゃんが加わってセッションタイム。
ドラムの沼澤さんもフラメンコに使われるという打楽器でステージの前へ。
そんな中演奏された「前人未到のハイジャンプ」はスケール感のある曲へ。
「前人未到〜」のあと、『あ、さっき言うの忘れてました。イスもあることですしバラード続きますんで〜』と
着席を促してくれてました。
スポットライトシカオちゃん間宮さんへ。
間宮さんテレてますなんてちょっぴしちゃかしながらも歌はしっとり。
「ふたりのかげ」ジャズを基調としたアレンジにかわった「これからむかえにいくよ」へ。
スイング系の曲になるとシカオちゃんの声が際だつなーと思いました。

MCではイケていなかったという(?)会社員時代の話を。

オレンジやゴールドのスーツ(もちろん三つボタン)会社だからサングラスが出来るでもなく
それで新入社員だったという話でした。どんなだったか見てみたいー。
イケてないとかいいながら多分格好良かったと思うけどどうなんでしょう?
そんな会社員時代に作った「ココニイルコト」を。

「黄金の月」は染みました。
シカオちゃんと間宮さんの弾き語りで聴くこの曲はCDよりも憂いを増して
シカオちゃん本人が去年のイベントでの黄金の月は良いテイクだったと言っていたのよりも一層、
切なく響いていたような気がしました。
ココニイルコトでもウルッときていたけど、もう、涙腺やられました。

会場がしっとりムードになった後、
ファンク色全開で「バクダンジュース」「正義の味方」「いいなり」「SWEET BABY」
そして「イジメテミタイ」
イジメテミタイでは途中でコーラスの大滝裕子さんに目で合図をして
福耳ビデオでのZepp Sapporoでの杏子さんとのかけあいの再現のような感じで。
キレそうなシャウトがもーう、気持ち良い、気持ち良い。
大滝さんも杏子さんとはまた違った魅力でした。
「ストーリー」で本編が終了。

ダンジュースからここま本当たたみかける
ジェスターのようそんいきおい
アッという間に終わった感があったけど、時計をみたらもう、かなり進んでた。
それを感じさせないのってスゴイ。



シカオちゃんコールの中、アンコールで再登場。
公募で決まった黒のファミリーTシャツかと思いきや白地に朱色で左胸にプリントのTシャツ姿。
Tシャツだと一層細い!
手拍子していた自分の腕のお肉に愕然としてしまった。(-_-;)
コールの中にも“シカオちゃんほそーい!!”の声が。

『今回の腹痛で4キロ痩せちゃって』というお言葉。
4キロ!!

アンコールの1曲目は「甘い果実」。
アルバムをはじめて聴いたとき、あ、この曲絶対ライブの1曲目だ!
なーんて根拠のない妙な自信があったのだけど、アンコールの1曲目でした。
この曲のイントロを聴くと何だかいつもドキドキしてしまうのだけど
この日はいつもにましてドキドキしました。
「愛について」のあと『もう一発ヤッちゃう?』と「このところちょっと」を。
ライブ中殆ど決まったフリってないけどこの曲だけは別。
今日観ている殆どのお客さんがシカオちゃんライブ初体験だと思うけど、みんな躊躇なくやってました。
こういうのってすごくいいなー。
武道館ライブで♪武道館じゃ、小さいぜ♪って唄っていたところを
♪来年もまた来ます♪
ととても嬉しい言葉をくれました。

2回目のアンコールで登場。

『じゃあ、もう1曲』と、「夏祭り」を。
下町シリーズのこの曲、夏の余韻を残した秋のライブのラスト。
あー本当にライブ終わってしまうんだなーなんてしんみりきいてしまいました。
客電が着いてしまうと、先月のまさやん、今月のシカオちゃんと濃密な日々が続いていたというのに、

次は来年の2月までないという寂しい現実にライブの充実感と相反するものがよぎってしまいました。
 
どこのMCで言っていたかは忘れてしまったのですが、

会場との相性って絶対あるっていう話をしていたのだけど、石川厚生年金会館とは相性が良いとのことでした。
そういいながら『僕は平和主義者だから。』
これって3月のまさやんのMCを知ってて言っていたのかなぁ?
みんなもクスクス笑ってた。
 
あと、残り11本。場所、場所でメニューを変えていくそうです。

自分やFAMILY SUGARの方々がやりつくした曲でもはじめての人もいるからとのことでした。
行かれる皆様是非、是非楽しんできて下さいね。
 

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