ライブレポ No.51
Special Thanks to ちよ♪さん 


1999.02.04(木) 
山崎まさよしTOUR 1998−1999 ド ミ ノめぐり
大阪フェスティバルホール start18:30

♪♪♪

1999年2月4日(木):大阪フェスティバルホール

6:00の終業ベルとともに会社を出て、タクシー飛ばして会場へ。
途中渋滞しててドキドキしたケド、なんとか間に合って到着。
ライブ始まるのを待つドキドキ感を味わうほどの時間も余裕もなく、
「仕事帰りのライブは心臓に負担かかるっちゅ〜ねん…。」などと思ってると、
いきなり会場中オールスタンディング状態に。

そして、まさやん登場!!

今日は・High Standard・のちっちゃいTシャツにベージュのカーゴパンツ。
それとアディダスのカントリー。(たぶん)

「ド ミ ノ」のイントロとともに、ボルテージは急上昇。
そのまま一気にアップテンポなナンバーで、まさに「ドミノ」状態でした。
(誰にも止められへんッ!!ってね…。)
会場中もう、絶叫?する人あり、ジャンプする人あり、そんな状況に圧倒されてるまさやん。
「おぇい、ちょっと落ち着け〜!(笑)」
でも、どっか余裕の雰囲気。会場全体を大きく包み込んでくれているようでした。
ツアーもちょうど折り返し地点でしたが、まさやん御自身コンディションも
良さそうで、ライブを思いきり楽しんでおられるのが伝わってくるような気がしました。
何よりも、唄がスゴくのびのびしてたよ。

「Fat mama」のとき「おいたしてっと はねとばされるぜ〜♪」
の「おいたして」という部分が出てこず、ゴマかしておられました(笑)が、
こういうときの表情がとっても微笑ましい♪
「セロリ」のサビでは、ワタシは振り返って会場中のみんなの揺れてる手を見てみました。
毎回ながらスゴい〜っ!!って思う。アレは。
ステージのまさやんから見たら、もっとスゴいんやろうなぁ。

惜しみ無く続くバラードナンバーの波に、今度はワタシが圧倒された。
ギターもさることながら声がすっごくステキに響いてて(心に響くって言うんカナ??)、

放心状態でした。

「心拍数」では、完全に魂を引っこ抜かれた!!ってね、
なんか、ボーっとして突っ立ってるだけのワタシでした。
「One more…」バンドバージョンは、友達いわく「あっさりしてたなぁ。」って。
因みにその友達はこんな中盤で「One more…」演ったんが意外やったそうです。
確かにそうかも。(弾き語りツアーではラストにたっぷり演ってくれたから…。)
でも、こういう構成が、「ド ミ ノ」っぽいよなぁって、なんとなく感じてました。

MCはちょっと少なめ。
でも、大阪に
「帰ってきた」って言ってくれたのが、ちょっとうれしかった(^_^)。
大阪は他のところに比べて、何かと「かけ声」(または「ヤジ」)が多いので
(いちいち応えていたら唄う時間がなくなるので)それを振り切るかのように(?)
演奏をガンガン進めていくって感じになるのか?(…って、これは勝手な推測でスガ。)
MCは会場からの声にまさやんが応えるってパターンがほとんど。例えばこんな感じ。

会場:まさやん、愛してる!!
まさ:
俺を愛すると後が辛いでぇ〜!!

会場:イソジ〜ン!!
まさ:なんや、イソジンて…何でやねん(笑)

会場:天才〜っ!!
まさ:そうっ!?むははは(照笑)>このときの笑顔がええねんなぁ(笑)

会場:髪の毛が…(ハッキリ覚えてまちぇん(-_-;))
まさ:もう、パーマやから。巻き入ってるからね。でね、「何で自分は天然パーマ
   なんやろ」って、考えてみたことありますか?直毛の方も…。
♪このあと、巻いてる方が弾力があるからこれで頭を守らなアカンとか、リンパ腺の
ある腋も然り、ここが直毛の人おらんヤロとか、そして股間も…(-_-;)と言ったあと、
会場の空気(さっぶぅ〜〜〜。。)を感じて、フェイドアウト(爆)。
「大人になった」(?)とあちこちから評価されてるまさやんも、
こんな時はやっぱし子供になってしまうんカナ??
でも、この話をしてるときのまさやんは、かなり真剣かつ楽しそうやったよ。

「のぼるさん、かも〜ん」と呼ばれて入ってきた「のぼるさん」が持ってきたのは、
「なんやコレ???」って、一瞬何かワカらんかった、
「ハーモニカ」でした。
それも、もう、めちゃめちゃ大きいヤツ。
まさやん手に持って暫し眺めたあと、「おっきぃ〜なぁ〜〜。」って。
で、「しゃぁないから、これで…」って言った後、大笑いしてるみんなに向かって
「止めてくれ〜〜〜!」って。「何やねん、コレ!!」とか言うてた。
でもね、ちゃんと音も鳴ってたし、どうやってつくったんやろう??って思いました。
何でもつくってしまうスタッフの皆さん、ホンマにスゴいです。

再度出てこられたのぼるさんから、今度はちゃんとレスポールを渡されて、
束の間の「エレキ少年」を愉しまれていました。
「マタニティー」のギターは生で聴くと、更にカッコイイ!!

そして、ペンギン。
間奏のところで2羽(人?)登場。今回はアクション編。
1羽が得意気に前転を披露したあと、もう1羽がカッコ良く側転を…。
(前転のコがタケシペンギンです!)悔しがるタケシペンギン。その後ちょっと
した乱闘(ってホドでは全然ナイ)があって、側転のコに蹴りをいれつつ
帰っていくタケシペンギン…。で、呆気にとられるまさやん…。
きっと、何も知らんと初めて見たって方はびっくりされたことでしょう(笑)。
このシリーズ最後まで続くんカナ??

「パンを焼く」の早口言葉は、だんだんネタが増えてきてるような気がするのは
ワタシだけでしょうか??
大阪では「君のためのお好み焼き、たこ焼き、串カツ」でした。
それから、「ヤサ男の夢」から「昼休み」に移るとき、床に寝転がるという荒技は
いつ頃から始められたんでしょう(笑)>渋公ん時は無かったよネ?

アンコール(「あんこ売る」はありませんでちた!>みやか隊長(笑))では
まさやん、ツアーTシャツ(白)にIDタグをして登場。
「前座の『ボーズ&パーマ』です!」
まさやん、バンジョー持って演歌のフレーズを弾きながら、
「♪大阪〜帰って来たぜ大阪〜メシはうまいし、オンナはきれい〜♪」
(ここで拍手&掛け声が飛び交う)
「♪ヤジられるぅ〜でも、好きだぁ〜♪」
…この即興の唄、歌詞ウロ覚えなので、ちょっと違うカモ。>すんません〜。

大人気(笑)「
無し草ラプソディー!!」は、とっても楽し気♪
ゲンちゃん、ちょこちょこしてて、メチャお茶目。「生意気な♪♪♪」は
ちょっと小声で、でも3人とも「満面の笑み」でした(^_^)。
「ボーズ&パーマ」を宴にお呼びできたらかなり楽しいやろうなぁ(笑)

バンドに戻っての「お家へ帰ろう」では、初めと終わりの・woo〜〜〜・の
アカペラが、最高に感動的!!声を止めても、しぃ〜〜〜んと静まったホール
の天井に、3人のハーモニーの余韻(残響音)がフワ〜ッて響いてて、
「声に包まれてる感」(?)が、とても心地良かった〜。
「夢見心地」ってのは、きっとこのことを言うんでしょう、うん。
α波流れまくってました、きっと。
心の中は空っぽなのに、涙出てくるし…。なんか不思議な気持ち。

そして、「Me&My mind」で、再びはぢける…の巻!
「五木ひろし」は何度もやって、御自分でもかなりウケてたまさやん(笑)。
2,700人の「五木ひろし」は客観的に見たら、コワいかも(爆)。
ステージからの去り際には、何度も「ありがとうございましたっ」と頭を下げてた。
こんなにメジャーになってしまったのに、変わらないんやなぁ…って、
すこし嬉しくなった。

2度目のアンコール「ピアノ〜ツバメ」。
ひとりで出てきたまさやん、「ホンマにありがとうございました」って
言って、ピアノの前に座った。
鳴り止まない声援に何も言わず笑顔をかえして、ひと呼吸おいた後、
ピアノを丁寧に弾き始めた姿に、「月キャベ」のラストシーンを重ねてしまったよ。

「きっとかわらない」って歌詞は、いつまでも心の中に残ってる。

最後に深々とおじぎをし、もう一回「ありがとうございましたっ!」と言って、
まさやんはステージを後にしました。
唄い終えて、みんなの拍手を浴びながら戻っていくまさやんは、スゴく満足そうで、幸せそうやったよ。
そういえば、スゴく前に何かの雑誌のアンケートで、好きなミュージシャンは
「山崎まさよし」って答えてる人がいて、その理由に
「ライブで笑ってくれるから」
って書いてあったの見て、「???」って思ったことを思い出した。
でも、それは納得!まさやんの幸せそうに笑う顔を見たら、自分もなんか幸せな
気分になれるもんねぇ♪

ほんまに「ありがとう」を言いたいのはワタシたちの方やのに…。
笑いあり、涙あり…のあっと言う間の2時間40分、
毎回思うケド、こんなにあたたかい気持ちになれるってコトがとても嬉しい、
そんなひとときでした。
最後にもう一度、まさやん、ホンマにこちらこそありがとう

長々とごめんなさい、そして、読んでくださってありがとうございました。

♪♪♪


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