ライブレポ No.54
Special Thanks to ふさえさん 


1999.02.07(日) 
山崎まさよしTOUR 1998−1999 ド ミ ノめぐり
滋賀県立文化産業交流会館 開場 6:00 開演6:30

こんばんはぁ!この間の滋賀ライブからもう頭の中まさやん一色なので
果たしてこんな状態でライブレポートが書けるのか?と思いながらも書いてみましたライブレポート。
今回は本当に興奮していたのか詳細が全くと言っていいほど思い出せずに
曲順にあたっては自信全くないんですけどとりあえす読んで下さい〜!

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今日はついにまさやんのライブの日。しかもまさやんの生まれ故郷滋賀県でのライブ。
本当はチケットが取れなかったので行けるはずかなかったライブだったけど
偶然えんどさんのH・Pで幸運にもチケットを譲ってもらえる事になって
久々の生まさやんに会える事になりました!
チケット譲ってくれたマーカーさん本当にありがとうございました。

私の家の京都から会場の米原まで約1時間くらいで、行きのJRでは若い人が
とても多くて皆まさやんのライブに行くのかなぁ??と思いながら乗っていた。
丁度夕暮れ時で草津をすぎた頃に見えた夕焼けがとってもきれいで
それをひたすらぼーっと眺めていた。
米原に近づくにつれて雪が深まっていって目的地の米原に着いたら一面銀世界に少々驚いた。
そう言えば行く時に兄に車で送ってもらう時米原に行くと言ったら
「米原やったら雪積もってるで!」と言われそんな事を信用してなかった私は
「そんなん積もってるかいな!」と突っ込んだ事を思い出し
会場までの道のりを雪で滑らないように歩きながら
「兄ちゃんは正しかった・・・」と思ってました。
雪が積もっているくらいなので非常に寒かったけれど
チケットを求める女の子が数人立っていたりダフ屋がたくさんいたりで
改めてまさやんの人気のすごさを感じてしまった。
ダフ屋の人があまりにもしつこくって「券余ってない!」と言うと
急に腕をつかまれ「結婚してくれ!!」と言われた。(笑)
ダフ屋に求婚される私って一体・・・という感じだったが
その腕を振り払い友達と「なんで私が結婚せなあかんねん!まさやんとやったらえーけどな。」
などと訳の分からない事を言ってました。
そんなこんなでやっと会場に着く。

会場は新しいらしくてとってもきれいでした。
お客さんもたくさん集まってて立ち見の人の長打の列があった。
早速中に入ってみるとホールはそんなに大きくなくって雰囲気がすごくいい感じだった。
私達の席は2階席で向かって左の位置にだった。
ギターを弾く手がよく見えるから向かって左の位置はとても好き。
2階でも充分よく見えそうでうれしい限りだった。

会場を見渡して見ると女の人が多かったけど男の人や男の子のグループなんかも
あって今までいったライブの客層と少し違う感じがした。
外はあんなに寒かったのに会場は熱気がすごくってとても熱い。
アナウンスが入りいよいよか??と思っていたのだけれど
なかなか始まらない。まだかなぁ??と思っていると約10分遅れて
照明が落ちそれと同時に音が鳴り出し皆の歓声が上がる。
バックに変った模様の照明が出てまさやんがすごい歓声と共に現れる。

一曲目は「ドミノ」だ。出てきた時久しぶりの生のまさやんに興奮のあまり頭の中真っ白だった。
今回は望遠鏡を持って来ていたので覗いてみると
今まで通りのライブスタイルのまさやんがいて懐かしい想いと共に
ミュージシャン山崎まさよしが帰ってきた〜!!とうれしくなった。
その日の服装は 白いTシャツによく見るパンツと青の線の入ったアディダスの靴を履いていた。
バンドはトリオでドラムが江川ゲンタさんベースが中村キタローさんだった。
ゲンタさんのパワフルなドラムも好きだし、キタローさんのベースも素晴らしいので
大好きな人達だ。
この間のライブは弾き語りだったのでまさやんひとりだったけど
今回はこの気の合う素敵なお二人に囲まれてまさやんものびのびと楽しそうだった。
まさやんはすごく声の伸びがよくって生まさやんのすごさに驚きながらも
連日のツアーにもかかわらず素晴らしい歌声を聞かせてくれている事に幸せを感じた。

お次は「アレルギーの特効薬」会場はすでにノリノリだった。
大きな手拍子と共に会場全体が揺れているような感じで私も
うれしくてずっと一緒に歌っていた。

そして猫の歌(笑)この曲はたぶんライブで聞くのは始めてだ。
私自身久びさに耳にした曲でとても新鮮な感じがした。
途中の歌詞「AH−矢でも鉄砲でももってこい!」ってところが
カッコ良くって会場から黄色い歓声が上がっていた。

次にきたのが「ガムシャラバタフライ」。ズンズンとくるドラムの音がお客さんの
興奮をあおってまだ開演して間もないというのに会場はとても盛り上がる。
この歌は後半ドラムがだんだん大きくなって早くなっていく所が私はとても好きだ。
早口の所もばっちし決まって私はもうすごいよ〜〜と何度も心の中で思っていた。

一呼吸置いてまさやんが照れくさそうに「どーも。山崎まさよしです。」と言った。
この挨拶もまさやんらしいなぁ・・と思う。
お客さんからの声援がやはりすごくって気軽に「久しぶり〜!!」とか言われて
「おー!久しぶりやな。なんでやねん!?!」と自分でまた突っ込んでいた。(笑)
今日のまさやんは自分で突っ込む事がことさら多くてしかも怒りながら
突っ込むという感じが多かった。
いつだったか忘れたけど「風邪が流行っておりますね〜〜」
という事に対してのお客さんが「まさやんインフルエンザかかった〜??」という問いに
「俺がインフルエンザにかかっとったらこんなとこで歌ってるか一!!!!」
と声を大にして突っ込んでいた。

生まれ故郷が滋賀だということも話していて
「この間行ってきたんですよ。○○町に・・
(たぶん住んでいた町だと思うけど聞き取れなかった・・・)
と言うとお客さんから「え〜〜!?」と返事があり、まさやんは
「いや・・でも2年くらい前やねんけどな・・」と言ってました。
それから「滋賀県は非常にですね〜夕焼けがきれいですね〜・・・」
「学生服とかが似合いそうやなぁ・・」とか言っていて皆が???と思ってると
「って俺は何を喋ってんねん!」と一人突っ込みをしていた(笑)
ガンボが終了してすごく寂しかっただけにこの一人突っ込みにまたまた
懐かしさを覚えてしまう私でした。
それと行きの電車の中でみた夕焼けがとってもきれいだった事を思い出して
まさやんと同じ事を感じられたことにちょっとウキウキの私だった。

そしてデビューシングル「月明かりに照らされて」「Fat Mama」と続く。
(曲順は自信ないです・・)
「月明かり・・」はもうまさやんのハープが最高!
何度も何度も聞いているはずなのに毎回毎回とても新鮮な感じがして
いつも感動してしまう。そんなアーティストに出会えて本当に私は幸せだなぁ・・と思う。
「Fat Mama」はギターがすごく早くって私も友達もお気に入りの曲だったのでノリノリだった。
途中の「よろしくお願いしま〜す!」って所がちょっとかすれ声で
非常にかっこよく、倒れそうになった。(笑)

そして少しアコースティックな感じでの「セロリ」。ギターの音色がとてもよく聞こえて
心地がよかった。サビではゲンタさんが手を横に振るようにジェスチャーをして
会場全体が揺れながら手を左右に振っていて上から見ていてもきれいだった。

次はたぶん「月曜日の朝」だったと思う。
この曲はドミノのアルバムの中でもとても好きな曲。
最初は弾き語りで弾いていた。ギターとまさやんの声だけに会場が包まれる。
私はこの曲と歌詞でどうもレインソングを思い出してしまう・・。
過去の淡い苦い経験を思い出しながらその時の自分の無力さと
それをどこか正当化する気持ちが二つの曲から感じられるような気がする。
裏声の所がとてもきれいに伸びていてしっとりとした感じだった。

そして聞き覚えのあるフレーズを弾いている・・と思っていると
「僕はここにいる」だった。生で聞くのはもちろん始めて。
でもずっとずっと生で聞きたいと思っていた曲。
まさやんはとても丁寧に歌っていた。やっぱり何度も聞いているのに生では
歌詞の悲しさに心を奪われて途中の「僕はここにいる〜〜」って所が
力強く聞こえて少し泣いた。

終わってからもずっと余韻が残っていてあんなに大盛り上がりだった会場がシーンと静まり返っていた。
まさやんはいつも曲によって会場の空気を一瞬に変えてしまう。
私もなかなか戻れずにボーッとしていると悲しげな音色のハープが会場全体に鳴り響く。
ボーッとしていた私はハッとした。
私の大好きな曲「心拍数」だった。これはもうまさやんのライブでは
必ずと言っていいほど聞いてる曲だけど毎回いろんな想いにさせてくれる。
今回は前の曲をひきずっていた為か途中で涙が止まらない。
まさやんの声の調子は素晴らしく、間奏のハープでは一層悲しみを誘った。
途中からドラムが入り、まさやんの声はだんだん大きくなって悲痛なほどの歌声に
観客も私も圧倒されていたと思う。
最後の「しっかりつかまえるよ〜〜」って言う所が胸にズンときた・・。

そして「水のない水槽」。深い深い山崎ワールドに引き込まれるようだった。
ふか〜い海の底に落ちていく感じ・・・。。

そして生まれ故郷の滋賀県の思い出を書いたというトトロがテーマの
「琥珀色の向い風」。この曲を滋賀県で聞けるなんて!ととてもうれしかった。
全体的にやさしい感じがしてまさやんはきっと昔の子供時代の事とかを
思い出して歌っているのかなぁ??と思った。
行きの電車の中で見た夕焼けが歌と重なり、少しだけ目をつむって聞いた。
まさやんの思い出に少しだけ触れられたような不思議な気持ちになった。

次は突然「One More〜」のギターの音色が始まり会場から静かに拍手が鳴る。
急な始まりに不意打ちしたがやはり思い出すのは「月とキャベツ」。
どこまでも続くキャベツ畑が頭に浮かび、いつかあの地に行きたい・・・と強く思った。
私もお客さんもみじろぎもせずに聞いていた。
まさやんの歌声はもちろんのこと最後のギターの一音までが会場に響いていた。
曲が終わると静かにだんだん波のように大きくなる拍手に
まさやんはゆっくりと大きなお辞儀をした。
そして一言「ありがとうございました。」
ドラマに出て曲がアルバムが大ヒットして周りの状況も急激に変っていると思うけど
私が好きになった頃のまさやんとなんら変ってない姿勢に
ホッと安心すると共に山崎まさよしと言う人は本当にすごい人、
きちんと自分を持っている人だということに改めて感動した。

ここでMCやったかな?
ラーメンの話とかしていたような気がする。
「最近カップラーメンとかが妙に食べたくなってなぁ・・・」と言っていた。
キタローさんを指さして「この人はラーメン食べたさに東京から
九州まで車走らせたんや〜〜」と言っていた。
ハンドル握る真似をして「ラーメン食べたい!ラーメン食べたいっ!てな・・」
と言いながら自分で言った事に受けてかしゃがみこんで笑っていた。
次はギターをかえるらしくてギターが来るはずが何故かおきまりの(?)
おもちゃのゴルフクラブが出てきた。
まさやんはしっかりボケてくれてゴルフクラブを持って素振りの練習なんかを
していた。そしてそれを投げながら「なんで俺がこんな事せなあかんねん!!!」
と言っていた。そしてなんと会場にそれを投げたのだ。
私は今日のまさやんなんだかハイテンションだなぁ・・もうすでに飲んでるのか??
とうらやましそうに思っていた。

無事にエレキギターにかえての「君と僕の最小公倍数」
変ったタイトルつけるなぁ・・と思った曲だ。まさやんもすっかりエレキギターが
板についててあまり見られない光景にちょっとドキドキした。
そして続く「苦悩のマタニティー」この曲は・・・と友達と二人で苦笑いする。
まさやんは「これは歌詞を無視して聞いて下さい。サウンドは素晴らしいから」と
言っていたのを思い出し、そう、そう、歌詞無視ね。と思ったけどやっぱり
無視できない歌詞の内容。(笑)でもこういう曲も出してしまうまさやんが好きだ。
最後の方はこぶしを振り上げてまさやんもお客さんもノリノリで歌っていた。
確かに音がめちゃかっこよくって素晴らしかった。

お次はかわいらしいイントロ・・・そう!「ペンギン」である。
ほんわかしたイントロにまさやんがおもちゃの笛を吹いたり、水をのんで「ゴロッ!」と
言ったりで会場を沸かしてて、ミュージシャン山崎まさよしのはずが
コメディアン山崎まさよしになっていた(笑)
曲を聞きながら作るきっかけになったというペンギンバーを思い出した。
ペンギンがとても可愛くって、いつまでみてても飽きる事がなくってずっと友達と
小一時間くらいぼーーーーっとペンギンをひたすら眺めていた事を・・。(笑)
途中で着ぐるみのペンギンが登場!!かわいいお花を持って来て
ぼーっとするまさやんにお花を上げていた。
遠目だったので自信はないけれどあれはタケさんかなぁ・・と思っていた。
今回は色んな仕掛けがあって見ていて楽しかった。

そして「パンを焼く」だったと思う。
きた!きたっ!と思ってうれしくなり今回はどんな早口言葉かなぁ??と胸を
躍らせた。♪好きならしょうがな〜い!♪の所のレスポンス♪しょうがないっ!♪
が会場を大きく揺るがした。皆とても楽しそうだった。
この曲のキタローさんのベースの音がすごく好きで途中のソロで弾く部分が
これまたすごくカッコ良かった。
そして早口言葉の登場〜〜。今回は始めて聞く物がたくさんあった。
特におもしろかったのは・・「新春シャンションショー」っ言うものでそのまぬけな
言い方が(ごめんまさやんっ)つぼにはまりずっと笑っていた。
「ジャズ歌手、シャンション歌手、ジャズ歌手、シャンション歌手」っていうのもあった。
まさやん自体はかなりの好調な様子で御満悦だった。

早口言葉でますます会場が活気づきそのまま「ソノラマ」へ。
この曲はドミノの中で一番好きな曲かもしれない。
テンポがいいしリズムもすごく好き。歌詞も改めて読んでみると意味深な個所が
たくさんある。皆手拍子しながら横揺れで私も楽しくて楽しくて揺れていた。

お次は「ヤサ男の夢&昼休み」最初は昼休みの手拍子で
ヤサ男に入った。もう私も皆も楽しくてしょうがない。
途中のカズーもばっちしで最後にぽーんと後ろに放り投げるところもすごく上手かった。
途中からリズムが変り「昼休み」に変化した。
まさやんは途中で何度か声がひっくり返りドキドキしたけれど
そんな事おかまいなし!!てな感じで歌っていた。
「昼休み」は手拍子がかなり難しくって私は一人で苦心していた。(笑)
そしてまた「ヤサ男の夢」に戻った。
最後の所で「ありがと〜!!また来るぜ〜!」と言っていた。
私も心の中で「こちらこそ!ほんまにありがとう!」と思っていた。
そして大きく手を振りながら舞台から消えていった。

このままで終わるはずもなくお客さんからはすぐにアンコールの手拍子が。
しばらくして今度は三人がそれぞれツアーTに着替えてのと登場!
まさやんはオレンジ色のTシャツを着ていた。
「ありがとうございます!」と言って「あの・・もしお席がある方はよかったらお座り下さい・・」
と丁寧な口調で座る事を薦められた。
皆が座るとまさやんは何やら器材の上に座り、ゲンタさんは地べたに座り
キタローさんはまさやんよりすこし高い位置に座っていた。
まさやんは「どーも。ボーズ&パーマです・・。」と言っていた。
そして「山崎さん今休んでるんで僕ら前座なんで良かったら聞いてやって下さい。」
と言って舞台袖を指差し「オイオイ!出てこんでいいって!!」と何やら一人芝居をしていた。
前座の割にはえらそうやなぁ・・と笑いながら聞いていた。
キタローさんを指差して「ボウズ一号です。」そしてゲンタさんをさして
「ボウズ二号です」次に自ら頭をボサボサにして始めた頃の
二倍の頭の大きさになって「パーマです。」と言っていた。(笑)

そんなボーズ&パーマの曲は「根無し草ラプソディー」だった・・。
三人仲良くとても楽しそうに歌っていた。

そして三人の素晴らしいハモリが続いて会場からはおお〜っと歓声が上がる。
シチューの歌「お家へ帰ろう」だった。
「ワンツーサンっ」と呟いてギターが鳴る。
今日みたいな寒い日はシチューが食べたいなぁ・・と思いながら聞いていた。
会場がなんかまさやんの歌声でほんわかとあったか〜〜い雰囲気になった。

会場があったまった所で次はドミノから「Me&My Mind」だ。
座っていたお客さんも皆立ち出す。
始まる前カズーでまさやんは何やら歌を歌い出す。何の歌だこれ??と思うと
そう天才バカボンの歌!最後は皆でバーカボンボン!と歌う(笑)
そして次にカズーで会話をしだして皆を笑わしていた。
懐かしいフレーズの歌が・・。小学校の頃か中学校の音楽の教科書に載っていた
「おぼろ月夜」を三人でのカズーでの合唱だった。
私はこの曲がとても好きでなんとなく歌詞も思い出せたので一緒に歌っていた。

そして「Me&MyMind」が始まる。
歌詞がとても好きな曲。まさやんが最後まで歌詞が出ずに苦労したと雑誌などで
語ってるだけあってその時の状態がとってもリアルにでているなぁ・・と思った。
途中でまさやんが(わざと)こけて立ち上がらないというシーンがあった。
そこでギターを持ちながらひくついているまさやんを皆が起き上がらせようと
手拍子をして、次第に大きくなる手拍子に元気になったまさやんが
また歌い出すというコミカルな一面もあった。
そうそう!この日は器材の上に乗っかったまさやんが
くるりとひるがえしながら会場にピックを投げる!という技(?)を披露していて
それを見た私はおおっ!!と驚きの声を上げてまさやん自体もノリノリな事を確信してうれしかった。
会場は拍手と歓声に包まれてまさやんは何度もお礼を言って
その日すごい演奏をしたゲンタさんキタローさんと共に手を振りながら去っていった。

まさやんが去っていって楽しい時間ももう終わりなのかなぁ・・
と思っているとまたまた皆のアンコールの拍手が・・。
きっと皆も同じ気持ちだったに違いない。
出来る事ならずっとずっとまさやんの歌を聴いていたい・・と思いながら
二回目のアンコールを祈っていた。
すると・・今度は水色のタオルを頭に民生さん風に巻いたまさやん登場!!
まさやんはお礼を言って中央にあるキーボードに座る。
もしかして・・まさやんのピアノが聞けるのっ?!?とドキドキしていると
「ピアノ」のイントロを弾き始める・・・。
始めてのまさやんのピアノの音色を聞く。
そして始まったのが「ツバメ」だった。
この曲をピアノでしかも弾き語りで聞ける事に驚くと共にとても感激した。
♪たぶんね〜きっと変わらない〜この先もどこにいても・・・♪
の個所が心に響き、この歌詞に今の山崎まさよしを見た気がした。
私はドラマに出ると決まった時正直言って賛成できなかった。
まさやんがお茶の間で人気が出て「CMやドラマに出ている人」というイメージが付く事が恐かった。
音楽以外のイメージが付く事が嫌だった。
だけどそんな心配する事はなかった。だってまさやんは今まで通りとても音楽に対して真剣で、
今まで以上の素晴らしい歌声と音楽をしっかりと聴かせてくれたのだから・・。

ずっとまさやんはこうして歌い続けていてくれるんだなぁ・・と改めて思い、
私もずっとずっとまさやんの音楽を聴き続け、愛し続けていこう!と誓った。
「ツバメ」が終わって「ありがとうございました・・」と言ってまさやんは会場を後にした。

それから電車の時間の都合があって大急ぎで駅まで向かったため
ライブの時と終わった直後はただただまさやんの音楽に圧倒されて
何も考えられない状態だったけど、日が経つにつれて色々な事が思い出されて
頭の中がまさやんの音楽一色になっていった。
まさにドミノ状態。
耳にはずっとまさやんの音楽がレポートを書いてる今でさえも鳴り続いている。
そっかこういう事だったのか・・と改めてドミノ巡りツアーの意味を知ったような気がした。
きっとまさやんは全国を巡りながらたくさんの人にこうした
まさやん旋風を引き起こしているのだなぁと思った。

久しぶりのライブだったのにまさやんはそんな事をみじんも感じさせてなかった。
今回は約2時間半のライブ。けっして短くないその時間にまさやんは一生懸命歌い、
時には笑わせ、時には泣かせて、何より大きなエネルギーと元気を与えてくれた。
本当にありがとう・・・。
あの日の2時間半はきっとこの先もずっとずっと心の中に残っていると思う。
まさやんのライブに行くといつも思う事だけれど
私は「山崎まさよし」というミュージシャンに巡り合えて本当に幸せ!!!
これからもずっとずっと応援し続けていくよ、まさやん!

素敵な時間を過ごせた事に感謝*
素晴らしい歌声と音楽を聞かせてくれたまさやんとゲンタさんキタローさん及びスタッフの皆様に感謝*
何よりチケットを譲って下さったマーカーさんに心より感謝します。

京都府のふさえ


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