ライブレポ No.56
Special Thanks to ちよ♪さん 


1999.02.15(月) 
山崎まさよしTOUR 1998−1999 ド ミ ノめぐり
山口市民会館 open18:00 start18:30

♪♪♪
山口「お帰りなさい」ライブレポ
#とにかく、長いです。ホンマに長いですっ!しかもウロ憶え…。
(詳しい曲順は、たぶん他の会場と同じやと思うんで、省略!)

ライブ前々日の13日の朝に出発し、車を走らせるコト約6時間。
「山口県」って標識が見えた時には、友達とふたりで大騒ぎ!
「…ちょっと、ホンマに来てもぉたでっ!!」って。
そして、山口滞在3日目にして、メイン・イベント!!
どんなにこの日が待ち遠しかったコトでしょう…(笑)。

「山口市民会館」このホールは山口市の中心地にあり、こぢんまりとは
していましたが、どの席からも割とステージが見やすく、いいホールでした。

開演時刻をすこし過ぎてまさやん登場!
今日は白のTシャツ(ヘンリーネック)にベージュのワークパンツ。
そういえば、髪の毛は少し伸びたカナ?って思います。
最初の曲「ド ミ ノ」からスゴい盛り上がり!!
山口では一年と少し振りのライブなので、「待ってたよぉ〜!」っていう
みんなの気持ちが一気に弾けたような感じカナ?

「どうも!山崎まさよしです。ただいまっっ!」の後に続いた会場からの
「お帰りなさい!」の大歓声に(山口県民ではないワタシも言ってみた(笑))
ちょっとびっくりしてたまさやんでした。

まさやんが話し出すと、何故か部分的にめっちゃ盛り上がっていて
(たぶんまさやんが向いた方向にいた人たちやと思います)
「な、なんか、のりうつってるみたいですね。」と、まさやん。
そして、まさやんが逆サイドを向くとそちらの方も妙な盛り上がり。
「おぇいっ!こっちものりうつっとる…。」

「大阪から来たよぉ〜!」っていう会場からの声に、
まさやんが「大阪から来た人もいるみたいですね。」と返すと、
あっちからもこっちからも「私も〜!」と言わんばかりに手が挙がる…。
やっぱし、みんな同じこと考えてるんやなぁ(笑)。
恐るべしっ!関西人パワー(笑)。

曲目・曲順は、関西めぐりのときと同じで。(曲のアレンジは一部違ってた)
MCは山口のが多かったカナ…?という気がしました。
というよりも、関西では会場からの突っ込みに答えるので時間いっぱい
って感じやから、まさやんから話題をふる…ってコトが少ないのカナ??
(あくまでも、ワタシの勝手な推測です。)
「結婚しよお〜!」っていう声援(?)が、今回かなり多かったんでスガ、
「おぇいっ!プロポーズすんなっ、大衆の面前で。」と照れるまさやん。
「最近プロポーズが多くなってまいりましたが、はやってるんでしょうか?」
とも言ってました(笑)。

・ Fat mama ・の、♪よろしくおねがいしまぁ〜す♪のところでは確か
「おいでませ、山口へ!」って言うてはった(笑)。
もちろん、会場は大歓声!
「『おいでませ』の『ませ』は、『いらっしゃいませ』の『ませ』と同じなん
やろうか??」とワケわからんコトが気になるワタシ…。

まさやん御一行様は、ツアー中、大体のみ屋さんで反感かってるって話をされました。
広島の打ち上げ(?)でも遅くまで飲みつづけていたらその店
のマスターから「飲み過ぎですっ!」って怒られたそうです。
むははは…。どんな状態やったんでしょう(^_^)?
よっぽどうるさかったんでしょうか??

「セロリ」の後、しばしの間続くスローナンバー。たっぷりと聴かせてくれました。
「月曜日の朝」の間奏での、ベースのソロは、とっても「じぃ〜ん」とした。
この曲聴いてると、(歌詞の内容に関係なく)妙に切ない気持ちになってしまう
のは何故なんでしょう…。
・ One more time, One more chance ・は、「月とキャベツ」のイントロ有りバージョン。
コレ聴くと、やっぱし涙腺が壊れてしまうんです。

スローナンバーの合間に、こんな話しも。
「山口の名産っていったいなんなんでしょう?ふぐ??バスガイドさんに聞いたんやけど、
『さあ…?』って。おいおいおいおい!!(爆)」
でも、確かに、ワタシもおみやげに何を買っていいのか「???」でした。
地元のガイドさんでさえ御存じナイとは…(笑)。

そうそう、まさやん、今年こそはガス乾燥機を買われるんでしょうか?
(御自分でも言うてはったケド、コレ、一昨年ぐらいからずっと言ってたよネ。)
でも、「壁に穴をあけなあかんから、大家さんにおこられるかな?」って(笑)
そうは言いつつも、やっぱし、かなり欲しいんでしょうね(笑)。
何たって、カラッって乾いた洗濯モンには、「幸せエキス」がいっぱいやもんネ。
で、もひとつ家電製品ネタ(笑)。
「私の洗濯機7kg洗いなんですよ。毛布も洗える…」とまさやんが言うと、
会場から「洗って!」の声。すかさず、まさやん突っ込み返す!!
「お前洗ってどうするんや! 人間やないか。裁判になるやないか!」
(なんで、裁判やネン(笑)まさやんもだいぶコワれてる??)

「ノボルちゃん、カモン!」と呼ばれて飛び出てきたのは、ノボルさんぢゃなかった。
(ダイスケさんという方らしい)
山口では、予想どおり「ふぐギター」でちた(^_^;)。
ボディーがフグの形で、異様にネックが長いこのギターに、
「ネック長いなぁ、ペグないし。なんかベタつくんやけど…、ま、え〜か。」
(会場、爆笑する人と苦笑い?する人が…(笑)。)
放っておくといつまでもボケ続けそうなまさやん。でも、実は誰かから
突っ込まれるん待ってんのカナ?

「ちょっと待て! ダイスケ! ふぐじゃないか…これは。ノボルちゃん、
 形似てるからって、そらないわ。えっらいデカいふぐやなぁ…。」
そして、「猛毒やないかい!」と言いつつ、ノボルさんが「ふぐギター」
とひきかえにもってきたレスポールに持ち替えて、ここからは、まさやん
「触るとヤケドするバージョン」に…。

「僕と君の最小公倍数」の最後のサビのところを、ライブでは時々、
「♪たどり着けない〜」って唄ってる。そんなのもいいなぁ…って思った。
(なんかよくわかりませんが…。)

そして、3拍子のリズムにあわせて手拍子で始まるのは、「ペンギン」!
タケシペンギン、今回はビデオカメラを手に持って登場!まさやんに近付いて行って、
アップで撮ろうとする…。
そのときの2人の、ワルツを踊ってるようなステップが、めっちゃ可愛かった!
まさやん、結構かろやかで(笑)。思い出し笑いしてしまった…。

「パンを焼く」最後ンところは「君のためのふぐチリ〜」でした。
早口言葉はいつもより多かったカナ?
最近では会場の方も、まさやんに負けずについてくるから、面白いです。
まさやんの方が、先にかんでしまったりして…(笑)。
そして、「昼休み」の前にブッ倒れるというアレ、毎回やってるんやねぇ。
ちょっと起き上がってギターかき鳴らして、また倒れるところのまさやんが
スゴく楽しそうで好きです。
カズーを勢い良く後ろに飛ばして、再び「ヤサ男の夢」で大盛り上がりしたあと、
いつものように、深々と頭を下げてステージをあとにするまさやんでした。

アンコールを求める会場の拍手は今回ワタシが参加した中で一番スゴかったと思う。
「あんこ売る」(BYみやか隊長>まだ引きずるかぁ?!(笑))と
「まさよしコール」が入り乱れて、もう、スゴかったよ。ホンマに。
だって、「お帰りなさいライブ」やもん。

ワタシが「ぼぉ〜っ」としていると、再び黄色い歓声が!!
そう、「ボーズ&パーマ」登場!でした。
まさやんはカーキのツアーTシャツでした。
木箱の上に座ったまさやんは、「子連れ狼」のうたをバンジョーで弾き語り。
しっかし、何でこんなん唄えんのぉ〜(笑)!

最後は「あぁ〜あぁ〜〜〜大五郎、もぉ〜27…」(爆)。

「どうも、前座のジャグバンド、『ボーズ&パーマ』です!ちょっと
ヤマザキくんにはお休みしてもらって…(笑)。」
まさやんが手で髪の毛をぐしゃぐしゃってしたら、頭の大きさが倍ぐらいに
なったのがおもしろかった。
でもね、ドライヤーできれいに伸ばした男前ヘアスタイルのまさやんよりも、
絶対に、こっちのがいいっ!!(笑)

「ボーズ&パーマ」は、今度温泉ツアーしようと思ってるらしいです(笑)。
で、温泉ネタを…。
「皆さん、露天風呂にお銚子を浮かべて、お酒飲んだことありますか?」
(まさやん、よっぽどコレやりたいのね(笑)。)

会場から「あるっ!」って声が。
「あるんかっ?!、こわ〜っ! 無許可? やったらあかんがな。お酒が混じるやないですか…。」
(ちょっと負け惜しみ?入ってるような言い方(笑)。)
「いいじゃん」>ゲンタさん
「あ、ええんか。発汗作用があるんか、酒風呂!むははは…。」
(…勝手にウケてるまさやん。)

「お風呂が楽しみなんですよ。露天風呂なんかをみつけてもらって、ライブが
終わると入りにいくんです。で、帯広の温泉。外気の温度が−20度ぐらいやからね、
湯気がすごいんですね。それをゆっくり目を凝らして見ると、その中にボーズ&パーマ。
で、びっくりしたね。スピードスケートの清水が一緒になって。あと、ボーズの…、
そう、堀井選手。堀井選手ボーズなんですよ。もう、スゴい体格してるね、体こんなん。
(上半身の筋肉がスゴいというジェスチャー←わかる?)
で、ここも。(股間を指す(-_-;))びっくりしてね、長いゆうたらね、もう!(笑)
振り子の原理やね、あれは。遠心力!…。」
…このとき既にまわりの空気が冷めはじめてた(笑)。
「ほんま不戦勝!(笑)」(??)
…まだ言うてるっっ!(-_-;)
「こんなことしゃべろうとは…(苦笑)。」
…ちょっと会場の空気に気付くまさやん
「それでは、気を取り直して、毛なし草(笑)ラプソディーを。」

やはり下ネタ大王まさやんは御健在なようで(笑)…。

「お家へ帰ろう」の最後は「ヒデヨシ、ノブナガ、イエヤス…」と、ボソボソと。
会場の「まさよし!」の声に、「ん? まさよしぃ?!ワシやないか!」
と嬉しそう。
ワタシは・ Woo〜♪ ・のアカペラ、やっぱし好きやなぁ〜。カッコいいなあ〜。
ええなぁ〜。ほんまに鳥肌たつぐらいええなぁ〜…。何回聴いてもええねんっ…!!
(って、シツコイって?!)
実は、まさやんの裏声フェチなワタシでした。むははは…。

・ Me & My Mind ・の前のカズーは、「ドラえもん」の歌。
カズーの音にあわせて、みんなで大合唱(^_^)。
「♪空を自由に飛びたいな〜」の後で、ゲンタさんがカズーで
「はい!タケコプター」ってやったら、まさやんも負けずに「どこでもドア」
ってやって、ドアを開けて入るフリをしてました。この時のまさやん、
すっごい無邪気な顔でした(笑)。
・It's all right〜!・のコール&レスポンスも盛り上がったところで、
「い・つ・き・ひ・ろ・し」(笑)。会場中大ウケでしたが、同じように
やってる人はそんなに多くはなかったカナ?
まさやんも、大阪のときのように何回も呷らんかったし(笑)。
演奏が終わると、投げキッスをして、親指・人さし指・中指の3本を立てた
(このサイン、何か意味があるんカナ?)両手を上げたまま、ゆっくりと
踏み締めるようにしてステージを後にしました。
いつまでも鳴り止まない拍手と「まさよしコール」…。

頭にブルーのタオルを巻いて「ありがとうございます」って言いながら
再びまさやん登場です。
2度めのアンコール「ピアノ〜ツバメ」。
これは、聴くたびにますますいい感じになってる!ピアノが唄ってる…って
いうんでしょうか?「楽器」というものにこんなにも感情を持たせてしまう
ことができるまさやんは、やっぱしスゴいです。
演奏を終えて席をたち、ポツリと「また来ます。」と言って、再び深々と
頭をさげて戻っていくまさやんの後ろ姿は、やはり満足そうでした。
(むはは…。ワタシ、いつも同じコト言ってるよネ。)

山口まで来て、ライブまでの2日間、まさやんの育った街を歩き、古くから
まさやんを知ってる方々に出会っていろんなお話を聞いたり…と、そんな
ことがあったから、「ツバメ」がいつもよりももっと心の中に染みた…。
「そっちには僕の声 届いてますか」「どっかで僕の唄 聞けますか」と唄うまさやん。
今ではそんな問い掛けも無用なぐらい、街中にまさやんの唄が
溢れているのに、やっぱりそれでも、そういう気持ちはずっとまさやんの中に
あるんやなぁ…って、そんな気がしました。

故郷に帰ってきて、いろんな想いがあるだろうに…って思いましたが、
いたってカラッと明るくワタシたちをもてなしてくれたまさやんでした。
ライブは熱い…って言うよりも、あったかかった。
心地いい暖かさの中で、過ごせた2時間半、スゴく短かく感じた。
そして、前にまさやんがラジオで言ってた
「楽しい時間はあっちゅー間に過ぎるな。ケド、なんか残るな。」
って言葉が心の中をぐるぐる回ってました。

「ほんまにありがとう!」って、心から、何度も言いたい!!
そんな気持ちになりながら、ステキな余韻に浸りながら、帰ってきました。
ホンマに最高の休日でした。

ライブに行って、まさやんの声を聴くたびに、まさやんと同じ時代に生まれて
きたこと、そして、まさやんの唄に出逢えた様々な偶然に幸せと感謝を感じます。

「ありがとう。そして、また、いつの日か、どこかで…。」

♪♪♪

ちよ♪でした。


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