ライブレポ No.87
Special Thanks to hyokoさん


1999年8月7日(土)
YMAC99
Yamazaki Masayoshi in Augusta Camp 1999

札幌 芸術の森野外ステージ

Special Guest:杏子・スガシカオ/Opening Act:COIL
open:15:00/start:17:30


<プロローグ>
今回、札幌の野外ライブにて初生まさやん を体験しました。
かなり興奮状態で私のブロックは私一人だったにも関わらず、踊って・唄って 騒いでいたので
とてもライブ全体の状況とかMCの内容等々は書けないけれど、
何曲か演った曲を取り上げて、ライブレポとしたいと思います。
よかったらお付き合い下さい。

セロリ:
セロリがオープニングナンバーでした。
不覚にもイントロで何の曲かわからなかった私は曲の始まりで
あっと思ったため一瞬のりおくれたけど、でもすぐ曲の中に入り込むことが出来ました。
サビのところはちゃんと
手を振ったよ。早口言葉の部分は、(いつもライブではそうなのかしら?)
まさやんしっかりとひとつひとつの言葉を発音してたように思います。
そして、顔は・・ねぇ!もう
ニッコニコでした。前から3ブロック目、の私の席から
でもその歯が全部見えてそうな大きな笑顔が見えた気がしました。
オープニングがセロリ。
もし他の会場も同じなら・・
富士Q幹事団のテーマソングをセロリにしたのは大正解だったかも・・・


xxしようよ:
ライブでは幻というこの曲を初ライブで聞けた私はものすごく幸せ者かもしれません。
イントロ聞いて、まず一瞬くずれました。割と始まって数曲目だったんで、
おいおい、この曲演るんかい!
こりゃ今日のライブはどうなるんだろう・・という予感にクラクラしました。
足を大股に開いて、どしっと立ってギターをかき鳴らして得意そうにニコニコ唄う
まさやんは本当に
ごちそう(それとも酒か?)を目の前にしてるみたい。
(ちょっと危ない想像かな?)立ちはだかってましたもん(笑)。
ピー音のところのハープも高い音でちょっと得意げだったような・・
歌詩の内容はちょっとエッチでも ライブで聞くには
最高に楽しい曲だあ・・って思いました。
演奏する側のまさやんにとってもそうだったんじゃないかなあ・・

琥珀色の向かい風:
時はちょうど夕暮れ時。
少しうす曇り気味だった芸術の森に淡い色をした夕暮れがおとずれました。
淡いピンクの空にもっと薄い色をした
が所々に浮かんで、会場を
取り囲む
との境目は淡い水色でした。
・・・まさに向かい風のイメージそのまんま・・と思っていて、
そして、妖精といた夏・名もない鳥に続く弾き語り3曲目がこの曲でした。
このたて続け3曲にはやられたって人、多かったみたい。
私は曲の間、何度も後ろを振り返っていました。ぎっしりとうまった会場と、
周りを囲む木々達。そしてその上の淡い空。
・・・ステージ上のまさやんが見ているであろう
光景をまさやんと同じ方向で見ておきたかったから。
ずっと、まさやんは何を感じているんだろうって思ってました。
この風景と空気とみんなの声を。
同じ時間を共有してても気持ちが全てわかるわけじゃないけど・・
そうちょっとせつなくなったのは曲のせいだ、うん、たぶん。

心拍数・月明かりに照らされて:
心拍数。
私にとっては特別な曲です。
今回何が聞きたいとは特に思ってなかったけど、これが聞けたのは幸せでした。
この曲への自分の思い入れの強さはわかってるので雑念
を取り払うように、ステージを凝視してました。
 まさやんは思ったよりたんたんと唄っていたように見えました。
でも心拍数〜 からのフレーズは静かな震えがこもってました。
今日の心拍数、歌の主人公は ”しっかりつかまえるよ”と言っているけれど、
きっとつかまえられないことを知ってる。
もう遅いことを知ってる。
そういう少し哀しい心拍数に聞こえた。

きっとものすごく情熱的で強く聞こえる会場もあるんだろうな、そういう多彩な表現が大好き。
そして、私、泣きはしなかったけど、息があがって言葉にならなかったのでした。
続いて・・
”月が出てる!” まさやんの鶴の一声。
振り向く観客。月は出てなかった。ライトだけだった。
やられた〜 と思った時にはもう、月明かりのイントロが始まってました。
心拍数でハフハフ言ってるとこに月明かりで踊りまくり・・は幸せにしんどかった。
感情ふりまわされっぱなしで。
・・・ふぇ〜となって、余韻にひたろうとしたとたんのまさやんのMC。
”虫すっごいなー ほんまに” ”口にはいるわ”
・・・ねえ・・・まさやん、 もうちょっとひたらせてよー!!

ペンギン:
間奏の時、ペンギンさんがいっぱい出てきました。よちよちしてました。みんなで
いっせいに後ろを向きました。
マサヨシススキノサンジョウ
   ・・・みんな拍手〜。すると何人かのペンギンが前を向きました。
マサヨシ  スキ  
   ・・・・わーいわーい!! やったー! ・・でも他の会場どうするんだろう。
ちょっと期待・・・

パンを焼く:
私には、初生早口言葉!芸術の森の観客は優秀だったようです。
赤巻き紙・青巻き紙・黄巻き紙も
青パジャマ・赤パジャマ・黄パジャマ・茶パジャマ・・・
もクリアしてしまいました。(うまくごまかしたっつー話もありますが)まさやん、
”ものすごく難しいのいくでー”と言って、
バスガスばくはつ で挑むが、これもクリア。
・・・だってねえ、みんなインタビュー読んで練習したもんね。
まさやん意地になって、おいおい、それは最初っから無理やんというのを出してきま
した。   ・・うんであえなく会場崩壊。・・・・ああ、楽しかった。
そして、ご当地名産品コーナー

♪君のための・・ずわいがに!♪
・・おいおい、それちゃうやろ、北海道はタラバか毛がにやろ。ずわいは北陸やん。
・・自信はなかったので(あと一人だったんで)小声でつっこんでみました。
(後日談:北海道でもずわいは出荷してるそうです。・・でもやっぱり たらばだよな。
まさやん間違えたに違いない)

HAPPY  BIRTHDAY:
8月10日は杏子さんのお誕生日だそうです。それでちょっと早いけど、みんなでお祝いをしました。
杏子さんは泣いてました。

”お姉さん涙もろくなってさー”とゆってました。
シカオちゃんのこの歌は、今日は 杏子さんに捧げられました。 とてもとても暖かい、
HAPPY BIRTHDAYでした。

根無し草ラプソディー:
これが本当のラスト、2回目のアンコール・福耳セッションも終わった後の最後の曲でした。
まさやんは2回目のアンコールで浴衣着てました。
杏子さんも、キタローさんも山木さんも。

シカオちゃんだけメチャ普段着でした。・・・忘れたんだって。ので、
これからの会場の人は乞ご期待!(笑) 浴衣のまさやんもステキでした。浴衣にギターだよ。
星かけなんていす座ってちょっと足を組み気味にしててさ・・・そのラフさがたまらなくステキでした。

うんで、
根無し草はCOILも呼んでの全メンバー勢揃い!になりました。
楽器が足りないからタンバリンやなんかも総動員。
ステージの上がせまいせまい・・・でもでも、メチャメチャ楽しそうでした。
私も最後(?)の力を振り絞って、踊りましたさ。
まさやんはクルクルしたりタッタカと走ったり、元気ではちきれる子供みたいでした。

<エピローグ>
ふみゃ〜終わった〜・・・とはいうものの、半分心ここにあらず・・・が、
現実は容赦なく待っていたのは退場の大混雑。
そしてめぐりあえたクローバーちんの一言。
”私今日のライブ頭っからもう一度踊れる(位の体力あるよ)”
・・・・すごすぎる。
そしてまさやんは   杏子さんのバースディパーティーをかねて、メいっぱい飲んだことでしょう。
幸せなお酒だったかなあ・・そうだといいな、いやきっとそうだったよね。

めいっぱいのライブでした。
が、ライブは同じものがふたつとしてないのがなんといっても魔力。
オープニングでこれだもの。YMAC他会場の興奮ぶりが楽しみです。
夏休みはまだ終わらないんだよー!!
ライブの後、朝まで飲んで4時半位にお店を出たら、空に白い細い三日月
が出てました。
まさやんも同じ月、見てたかな?

ここまで読んで下さった方。 ありがとうございました。
あなたと一緒にいつかまた、まさやんと同じ時間・同じ場所を共有できますように。


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