ライブレポ No.96
Special Thanks to あきさん


1999年8月28日(土)
YMAC99
Yamazaki Masayoshi in Augusta Camp 1999

山梨 富士急ハイランドコニファーフォレスト
Special Guest:杏子・スガシカオ/Opening Act:COIL
open:14:30/start:16:30

もーすごくすごく良いライブでした。

まさやんを素敵なたくさんの観客の人たちと楽しめてこの夏最大の出来事だったので、
書かずにはいられないです!!

9:30に新宿からツアーバスが出発。
バスの中では今回のキャンプTシャツの人が何人かいました。
その中でもうたばんでも杏子さんが来てた福耳Tシャツ、実物メチャメチャかわいい!
これは買いだっなーんて決心をしながら富士急へ。
高速道路の渋滞が思ったよりもすごくて、予定の時間よりも1時間以上遅れて到着。
 会場はお店もたくさん出てたし、グッズもわりとスムーズに買えました。
ただ残念なことに
藍の福耳Tシャツは無かった・・・。
待ってる間も指定席のせいかみんなわりとギリギリまで自由にしていられたし、リラックスした空気が漂ってました。
会場の音楽も今までの会場と多分同じだったんじゃあないかな?
初めて聴いた
トランジスタラジオだけでも来た甲斐があったーって思いました。

 その後ほぼ定刻にジャイアン社長が登場。
神戸で名前を言うのを忘れていたとかで、今回はしっかり自己紹介をしつつ、
イベントの心得を読み上げ笛を吹きました。
1回目の笛はちょっとかすれ気味で、もう1度ピーッと吹いて社長退場。

ライブスタート!!
コイルのライブのMCでも社長の笛についてふれてました。
コイルの演奏は「あいすません」や「くるくるフェチ」等々計6,7曲。
最後の曲(新曲)に入る前に『あらっ今の曲最後だと思ってチューニングめちゃめちゃ狂ってる』といいながら
チューニングタイムを取ったり独特の空気を持ってる2人だった。
オープニングアクトも充分楽しみながらいよいよ本編のまさやんのライブへ。

ドラム・・山木さん、パーカッション・・ゲンタさん、ベース・・キタローさん。そしてわれらがまさやん!!
1曲目「セロリ」!今まで聴いたのとは多少異なるアレンジは何だか夏っぽい感じ。
2曲目が「XXしようよ」。なんだか予想が出来ない曲の展開にドキドキ。

MCでのまさやん

『山崎まさよしです!』
『富士山消しときました!』

が第1声。
ニヤっと笑いながら言ってるから、天候を操る男まさやんならそれもやりかねない??

FUJIYAMAの話題になると『アルプスの少女がこぐブランコって知ってますか?あれの方がスゴイらしいです』
会場の“まさやん、FUJIYAMA乗った〜?”の声にはっきり、
『乗ってません、大嫌いです』ってまさやん。
富士急でそんなにキッパリ言いきっちゃうなんてよっぽど嫌いなのね(^_^;)
『ジェットコースターでいくので、振り落とされないよーに』と言ったあとは立て続けに
「アレルギーの特効薬」「Fat Mama」「昼休み」「ドミノ」
とテンポメチャメチャ良く進みました!

それにしても山木さんスゴイ!
山木さんの演奏を初めて見たけどなんだか特に早い曲はリズムが気持ち良い!!
ドミノラウンドを見てこれ以上の編成は考えられないと思っていたけど、
キタローさんはもちろん、山木さん&ゲンタさんのリズム隊感動です!!


もちろんまさやんも絶好調、楽しそうな表情が忘れられません。
その日のライブが人生最大の出来っ
ていうのを信条としているまさやん、本当に今日のライブ良すぎ!!

その後スローナンバーが続き、「妖精といた夏」。
野外で聴くこの曲はまた格別。この頃にはもうすっかり日も暮れて風も少しあったし。
「名前のない鳥」「琥珀色の向かい風」「水のない水槽」と続き、

MCでポソっと
『晴れませんねぇ』。
そして「星に願いを」を。
スーっと風に混ざる感じのまさやんの声。
本当に野外で聴いてるんだーと特に実感しました。

その後「HOME」「心拍数」と座って聴いていたんですが、
心拍数の最後の方のサビ、それまで弾き語りだった演奏にみんなが混ざって、
さらに
の照明でビクっとなってピョーンと立ち上がって見ました。
このドキドキは演出のせいだけじゃあないと思います。一気に佳境へ入るまさやんの声。

『この雰囲気がいいねぇ・・・。日も暮れてきてねうーんいい感じで・・・』
なにを言ってるんでしょうかなんてだれに言うでもなく言ってるようだけど、
その空気を観客のみんなは静かに楽しんでる。

『今日はゲンちゃんの頭が
だね』といってすぐに
「月明かりに照らされて」へ。
このときは月は見えなかったかどライブのあと、さっきまで花火があがっていたところにぽっかりと




黄色い十六夜の月
が出てた。

その後曲は「ペンギン」「ガムシャラバタフライ」「ソノラマ」「ヤサ男の夢」と続きます。
「ペンギン」では恒例のタケシペンギンの登場があったり、ペンギンの数が4匹へ。
わたしの席からはペンギンの詳細な動きはわからなかったけどかろうじて肩車をしているのだけは見えました。
でも見えなくても楽しい!!


「パンを焼く」では、仙台で披露したという名産シリーズ(?)(萩の月とか牛タンとか)っていうのはなかったけど
『富士山〜』って言ってました。
早口言葉ではライブできいてみたかった‘スマップシングル詞がスガシカオ’もきけたし、大満足です!
聞いたことがなかった早口は‘ウリ売りがウリ売りに来てウリ〜’ていうやつ。テンポも難しかったし、口も全然まわらなかった(^_^;)
「ヤサ男の夢」までが本編。
ここまでアッという間でノドもカラカラ。

 その後アンコール第1部でキャンプTシャツを着たまさやんが登場。
ギターである曲のフレーズをつま弾き始め・・・、月とキャベツの曲でした。
そして「One more Time,One more chance」へ。
たいまつが
ポッと灯り、その光に浮かび上がったステージですっかり暮れた空の下
丁寧に丁寧に歌うまさやんの声が響いてました。
‘夏の想い出がまわる〜’というフレーズにこの夏最大の想い出の今日が重なりました。

そしてその後「僕はここにいる」へ。歌い終わったあとまさやん退場。
え、もう終わり?と思ってたら、これからまたお楽しみが!

アンコール第2部、
紺地の浴衣でまさやん再登場!!ステキすぎー。
思わずうっとり。
まさやん和モノが似合いすぎる。そして杏子さんもピンクの浴衣で登場。
キタローさんや他の出演者のみなさんもいなせーな感じで着流してらっしゃる。
シカオちゃんは・・・。Tシャツに姿に帯を持って登場。
『お前は悪者だから浴衣を作らない!と言われたけども発注したら帯だけが間にあった
というような内容の言い訳(?)を用意してました。

何だか杏子さんもシカオちゃんも上機嫌みたい。

FUJIYAMAにも乗った話を披露してました。まさやんは『ホテルでスケッチしてた』から乗らなかったそうです。
何だかこのコーナー言い訳じみてる??
まさやん曰く、『シカオちゃんFUJIYAMA乗るときメガネかけてたのに上にあがるにつれ、
ゆっくりメガネを外してポケットのしまった』
そうです。
シカオちゃんが『え?なになんで知ってるのそんなこと?係りの人がさー、
大丈夫とかって言ってたんだけどさ、なくすとイヤだから』
メガネを外したんだそうです。
なんだかコミカルなシカオちゃんの話をきくとうたばんのときの車の話や
部屋の話の映像に沿ったもので画像が浮かんでしまう・・・(^^;)

そんな話のあとシカオちゃんから
『じゃ、福耳ということで』といって「HAPPY BIRTHDAY」を。
そして、
「星のかけらを探しに行こうAgain」へ。
‘今宵星のかけらを探しに行こう〜’のところでは杏子さんステージを縦横無尽に走って、
マイクを待っていないほうの手を大きく振って盛り上げてました。

そして会場全体でのコーラス!!
誰が指図してるわけでもブロックで分かれていたわけでもないのにキレイなハーモニーになってたんです!
杏子さんのパート、まさやんのパート、シカオちゃんのパート。
3つのうちどれが一番大きな声っていうのでもなく本当にキレイなバランスで。涙が出そうになりました。
合唱に参加できて良かった。まさやんの星のかけらでのハープもナマで聴けたし。


そして本当に最後。
コイルも参加しての「根無し草ラプソディー」。
途中でコイルの意味不明ギャグ
『水戸黄門並みやね』や、
杏子さんによる吉本新喜劇の藤井隆さんのギャグ
『ホットホット!』の連呼
(杏子さんは関西のお笑いに造詣が深いのでしょうか)等々。
そして極めつけの福耳のそれぞれによるモノマネ。
杏子さんのドラエモンシカオちゃんによる田中邦衛
(・・・これはあまり似てなかったかも。まさやんの田中邦衛は似てると思うけど)
そして、まさやんの古畑任三郎っ!すっごく似てる!!
もっと近くで見たい〜という衝動に駆られました。そしてその後花火が。パーンパパーン!と。
花火よりの席だったので、降ってくるようでした。

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こんなに近くで花火をみたの初めてかも。星のかけらにも見えた。
ステージのみんなも同じ方向を見てたし、このときは本当に1万数千人の人たちも同じ事を感じてたんだろうなーと思いました。
 

帰りのバスでは快い疲れで寝てしまったけど、本当に感動したライブでした。
まさやんと出演者の方々そして、富士急の同じ場所にいた人たちに大感謝です。
大きな会場の大きな感動を初めて味わいました。
 


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