ライブレポ No.172

2001年8月11日(土)
J−WAVE LIVE 2000+1
開場15:00/開演16:00
会場:国立代々木競技場第一体育館
出演者:
奥田山崎(奥田民生&山崎まさよし)
GRAPEVINE、SUPERCAR、TRICERATOPS、bird、平井堅

Special Thanks to tamiさん




夢の共演「奥田山崎」

 
tamiがtamiである理由・・・
実はtamiにとって民生様は神様だったりするのです・・・
もう、青春を捧げてまいりましたから!
そんな神様とまさやんの共演
これは頭に、心に、体中に焼き付けておかないわけにはいきますまいっ!
 
と、いうわけで勝手ながらも宇宙でレポートさせていただきます。
 
 
開場前・・・奥田山崎TをGETしようと張り切ってみたものの
すでに完売!OH!NO!
もう、絶対手に入らないかと思うと、ますます欲しくなってしまうね。
仕方なく食事にしようと近くのイタメシ屋さんへ。
入口付近にいた平井堅ファンと思わしき若者たちの
「やっぱトリは奥田山崎だから、(平井堅は)トリ前かな〜」
という声に、是非そうであって欲しいと願っていました。
いや、そうに違いないっ!と確信してしまいました。
 
そして開場〜開演・・・
実はSUPERCARのLIVE、あまり見れなくて残念!
次はTRICERATOPS!唱くんの声、艶っぽくってスキ〜!
古い曲たちもやってくれて、かなり感動!!
続いてひたちなかでもご一緒だったGRAPEVINE・・・
同じ曲だったのか、耳慣れた曲ばかりでした。
そして、birdちゃん!カワイイ!
跳ねまくっているのに、声のびる〜ってカンジ!
ゲンちゃんのパーカッションと笑顔も炸裂でした。
まさやんの時とはちょっと違うドラムのリズム!
でも、笑顔は一緒で、ほんとゲンちゃんステキです。
 
で、お次は・・・
あれっ?なんかマイクが2本にイスが2つ!?
ハープ用の台まであるではないですかっっっ!!!
OH!トリではないのね、奥田山崎〜
でも、もうそんなことより、とうとう見れるのねっとtami興奮状態!
きっと鼻息あらかったと思われます。
 
そして、そして登場〜
まさやんは向かって左の袖から、民生さんは右の袖からそれぞれ登場。
tamiが買えなかった奥田山崎Tを着ています。
まさやんは紺。民生さんは白。う〜ん、やっぱGETしたかったよー!
2人は言葉を交わすわけでもなく、そのままイスに座りました。
譜面を見るため、まさやんは眼鏡をかけます。
そして始まったのは「THE SOUND OF SILENCE」(サビのみ)。
キレイなハモリ♪
主旋律はまさやんが弾いていました。 
 
まさやんがハープをセットしている間、民生さんはどうしていいか分からずといっとカンジで
まさやんを見ていましたが、それでもまだ言葉を交わさない2人・・・
 
そして、しっとりしたところでまさやんの「ワン、ツー、ワンツー、さんはいっ」で始まった
「アレルギーの特効薬」
出だしは民生さんが歌います。スッ、ステキすぎ!
2人のアコギも炸裂します。
民生さん、まさやんに負けじとかなり一生懸命アコギを弾いておりました。
やっぱアコギでは敵いませんわね。
続いて「ルート2」
歌い出しはまさやん。
この2曲2人とも歌いまわしがちょっと違うとこが1カ所づつありました。
何回リハやったんだろう?ってかなり疑問でした。
 
3曲終わったところで、やっと自己紹介。
「奥田山崎の山崎で〜す。」
「奥田山崎の奥田で〜す。」
 
なんか微妙な間があり、「じゃっ」と言って
「時の過ぎゆくままに」(byジュリー)
民生さんはエレキでした。それにしても渋い選曲!
またまた、サビでのハモリも良すぎます!!
客席の心掴みまくりッスよ!
そして、たまに2人の目が合うのがなんかほんわかさせてくれます。
 
大きな拍手の中、まさやんはまた、ハープをセットしなおします。
その間に民生さんが一言。
「楽屋で平井堅と写真を撮りました。うれしいです」
会場は爆笑の渦。
セットし終えたまさやんも
「僕も撮りました。うれしかったです。」
・・・私と友達は2人がなんて呼び合うのか楽しみにしていたのに
結局そんな場面もないまま微妙で不思議な間を楽しんでいるかのようでした。
 
そして民生さんの新曲「The STANDARD」
魂のこもったLOVEバラードです。
雑誌ぴあのインタビューによると民生さん曰く
「スガシカオや山崎まさよしに勝つにはコレしかない(笑)」ということらしいですが
端から勝負心なんてないとも思われます・・・
4日のRIJに行けなかったtamiにとっては初ナマ「The STANDARD」!!
それも弾き語り! +まさやんのギター&ハープ付き!!!
こんな幸せなコトってないかもっっっっっ!
もう、言葉にならない感動がこみ上げてきました。
ああ、神様!こんな瞬間をどうもありがとうございます!
 
またまたしっとりしたところで、
まさやんが「ちょっと盛り上がりますか?」そして始まったのが「パンを焼く〜!」
キャー!1年ぶりよ〜嬉しい〜
tamiの席はアリーナB6の前の方だったんですが
まわりにまさやんファンがいないっぽくって
自分たちの声しか聞こえなかったんだけど
まさやんにはどれぐらいの声が届いたのかな?
民生さんもまさやんの早口言葉には「スゴイなぁ・・・」と感心していました。
でも、「隣の竹藪〜」2回やってたね。
久々の「パンを焼く」なのに会場の反応がイマイチのような気がして
ちょっと残念でした。私たちのまわりだけかな?
 
次の曲に行く前に・・・まさやんが怪しげなサングラスをポケットから出してかけました。
続いて民生さんも・・・
そして始まったのが「ルビーの指輪」by寺尾聰
しっ渋すぎる!!!
それにな〜んとなくものまねも入ってる!?
エンターテナーですな。参りました。
途中で「帰らざる日々」byアリス?の♪バイ バイ バイ〜にかわり
そのまま締めへ・・・
 
最後は再び「THE SOUND OF SILENCE」(サビのみ)
そして引き続き流れるSEの「THE SOUND OF SILENCE」の中
ガッツポーズをしながら
まさやんは右に、民生さんは左にはけてゆきました。
あっという間の40分・・・・
短すぎる〜
 
ホントに夢を見ていたんぢゃないかとボーっとしている間に
本日トリ(本物)平井堅登場で、会場の盛り上がりはMAXに・・・
そうか、みんな平井堅を見に来ていたんだと、この時初めて気が付いてしまった私たち・・・
仕込みのワリにはそれまでさびしかった照明もガンガンにかわり
そうか、この照明も平井堅のために仕込んであったのか・・・
奥田山崎を筆頭に今日はみんなMC少な〜と思っていたのに
(って言うより、奥田山崎はMCなんてなかったですケド)
堅くんメチャメチャよくしゃべりますな。
などと、溶けた脳みそで考えておりました。
すごいぞ!平井堅!!
歌もしっとり聴かせてくれるしね。
アンコールまであって最後は♪LOVE LOVE LOVE〜の大合唱でした。
さすがトリ(本物)だわ。
 
 
あとから入手した情報によると奥田山崎の合同リハはたったの2回ぽっちだったそうです。
「ルビーの指輪」はまさやんが、「時の過ぎゆくままに」は民生さんが選んだようです。
個性の強い2人のステージ・・・どうなるかと思っていたけど
予想以上に良すぎました。
2人の絡みが演奏以外でなかったので仲良しになったのかどうかは謎ですが
BREaTHでの対談早く読みたいです!
再結成することを祈らずにはいられない「奥田山崎」の夢のLIVEでした。

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