吾妻郡周辺の植物

 この地域の西は草津白根山、東に浅間山があります。双方を同時に語ることはできませんが、両山とも国内で著明な活火山であり、周辺は比較的新しい時代の火山噴出物などに由来する地質、地形を呈しています。また、このあたりは群馬県内でも標高の高い地域になり、中央高原型の気候になります。山に登れば、亜高山性の針葉樹林やハイマツなどの風衝低木林が観られ、コンパクトに垂直分布が観察でき、火山荒原の群落や先駆植物の観察にうってつけです。

 

 

 

趣味の各論・・・(かなり偏っています。) 

野辺の花

コマクサ
白根山。地元の繁殖の結果、すごい量があります。タカネスミレは伴っていません。

クロマメノキ
ブドウ採りとして、地元の人の楽しみのうちはよかったが、業者が荒らすようになり、現在、採取厳禁。

コケモモ
梅干しがわりに塩漬けにして弁当に入れたりしたらしい。今はない昔の習慣。

野辺の薬草

コマクサ
昔、薬草として採取、減少したらしい。飲むと身体を逆に壊すぞきっと。

アズマシャクナゲ
これも服用は身体にわるそう。天然記念物の大群落がある。

目についた作物

キャベツ
嬬恋村の高原キャベツが特に有名。

ベニバナインゲン
花いんげんの名前で作られる。煮ると、ふっくらおいしい。

アワ
気候、地形的にイネ、ムギのむずかしいところは、いわゆる雑穀の栽培がある。いまは見られなくなってきた、栽培品種がみつかるかもしれない。

 

 

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