太田・館林周辺の植物
この辺りは、群馬県ではめずらしい?平坦は地域で、地質では沖積層が発達しています。故に耕作地が多く、野外で見かける植物はいわゆる人里植物が大半をしめます。館林、邑楽周辺の沼沢地で南方系の水生植物、トチカガミ、ガガブタ、オニバスなどが観察されます。しかしこの沼沢地も他の地域同様、開発と環境悪化により急速に自然が失われています。ムジナモなどは完全に絶滅しました。
趣味の各論・・・(かなり偏っています。)
野辺の花
タヌキモ
さすがにムジナモの野生はみたことがありません。タヌキモまでです。デンジソウ
ここのものでなく、台湾産のデンジソウを育てたことがあります。以外に寒さや乾燥に強いので驚きです。ヒメハッカ
ハッカ同様、メントールを含んでいます。これに限らず湿地の植物は皆、絶滅寸前です。タテバヤシザサ
牧野富太郎博士がここで命名しています。(=アズマザサ)
野辺の薬草
ハス
逸出、野化したものがあります。種子は漢方薬の原料です。ジュズダマ
特によく見かけます。ハトムギとはまた違った薬効があるといいます。
目に付いた作物
イネ
県内で水田、ムギ畑の耕作地単位面積当たりの割合はこの辺りが一番高い。
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