多野郡周辺の植物

 この地域の地質は、秩父累帯、三波川帯と呼ばれる中・古生代に由来する、群馬県内では古い山地として知られます。植物区系では、そはやき要素といわれるシオジ、コハクウンボク、ギンバイウソウ等の植物がよく見られ、同要素の北限となるもの観察できます。またツガ、ヤマグルマなどの日本固有の古い植物があり、意識して山を歩くとおもしろいと思います。石灰岩の山もあるので石灰岩地に特徴的な植物もあるようです。だだし、植林が非常に多く現地へ行ったらスギばっかりだった、ということもあるので注意。

 

 

 

趣味の各論・・・(かなり偏っています。) 

野辺の花

シオジ
ときおりシオジの林がある。チドリノキが混じってはえることが多いようです。

イチョウシダ
石灰岩上に着く代表的なシダ。他にイワウラジロなどが運が良ければみられる。

ヒノキ
自然のヒノキがあり一見の価値があると思います。

ヤマグルマ
葉が厚く光沢があるので、何となく、「暖かいところの木」的イメージがわたしには、強く感じます。

野辺の薬草

うーん・・・・・観察が足りず、思い浮かびません。(本当はあまり足を運んでないもので。) 

目に付いた作物

コンニャク
結構な傾斜地にも栽培しています。モノレールでイモを運び出しているのを見たことがあります。

ネギ
ネギの栽培も多い。妙義山から南はネギ地帯です。

 

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