バイオコンビナート
1953年に設立された。その当時はソ連が小さい工場を建てたのが始まりだが、1973年にハンガリーの援助でこのような大きな施設になった。70種類以上のワクチン、ブルセラ病のワクチン製造(750万頭/年:初年度2回、以降3年に1回、全体の25%前後は接種されていると思われる)が多く、REV(150万頭:羊、山羊)、狂犬病、エンテロトキシン、気腫そ等のワクチンを製造している。ワクチンは要請がうり製造するため、備蓄はない。
約300人が働いているが、150人がワクチン等の製造に係わっている。残りは動力を作る仕事等である。工場施設は古くなりつつあるが、品質管理はしっかりやっている。
ここの工場は100%国営であり、ここで作られた薬品が国家医薬検査部で検査される。200万ドルの売上がある。その売上は個人が払うのではなく、ワクチン等は各県から注文がきて、獣医局が取りまとめて、それがここに注文される。金は国の国庫から支払われるという形をとっている。
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