【 摂食障害のご本人とご家族へ専門家からのメッセージ 】   赤城高原ホスピタル

(改訂 02/01/27)


[目次]  [赤城高原ホスピタル、アルコール症と摂食障害の関係] [入院期間、任意入院、対人恐怖] [重症度、外来か入院か] [過食・嘔吐、やせへの対応] [家族療法、集団療法] [ネットワーク、自助グループ、SSK]  [重症患者、トラブル、自傷行為、自殺未遂、万引き、やせぼけ] [性行動、食行動のトラブル] [歪んだ治療関係、転移、逆転移] [治療者側の問題、長期大量処方、拘束] [注意!危険がいっぱいの「治療」] [もうこれ以上傷つけないこと、治療関係の危険防止] [治療予後] [トラウマ、外傷性精神障害、多重嗜癖]  [別ページの関連記事]  [摂食障害トップページ] [HPトップページ]


テニス[ 赤城高原ホスピタル、アルコール症と摂食障害の関係 ]

 赤城高原ホスピタルは、日本のほぼ中央、群馬県渋川市内にあるアルコール症の専門病院です。1990年12月に開院し、ベッド数107です。最近は大体100人以上の患者さんが入院していますが、そのうち20人くらいは摂食障害の合併者です。なぜアルコール症の専門病院に摂食障害の患者さんが入院しているかというと、一つには、若い女性のアルコール依存症患者の半数以上が摂食障害を合併しているということ。そして酒害家庭に育った女性に摂食障害になる方が非常に多いといった事情のためです。酒害家庭というのはアルコール症患者のいる家庭のことです。

 また最近では、アルコール症の治療をする医療機関は増えてきていますが、摂食障害者、あるいは摂食障害とアルコール症の合併者の治療をする病院はまだ少ないということもあります。入院する摂食障害の方は、20代をピークに10代から30歳以上まで、過食と嘔吐のある方が大半ですが、拒食のみの方や嘔吐なしの過食タイプの方もいます。圧倒的に女性が多いのですが、男性も時々入院されます。アルコール(または薬物)関連問題がなく、酒害家族でもない摂食障害の方は、原則として入院はできませんが、外来治療やアドバイスは可能です。また自分では、アルコール(薬物)乱用問題はないと思っていても、専門的には乱用があるとか、酒害家族であるとか、という場合も少なくありません。さらに、摂食障害の経過の中で、アルコール問題が発生することが少なくありません。(「摂食障害と物質使用障害」参照)  [TOPへ]


[ 入院期間、任意入院、対人恐怖 ]

 入院期間は平均40〜50日です。しかし1年以上も入院している方も含めての話ですから、入院期間のピークは1カ月くらいだと思います。短い人では入院したその日に退院する人もいます。当院はベッドのほとんど(99床)が開放病棟で、入院形式も強制入院でなく任意入院ですから、患者さんが退院したいと言えば、真夜中とか、これから自殺するというようなことを言っているとか、よっぽど危険でない限りは、自由に退院させます。摂食障害の患者さん方は、多かれ少なかれ対人恐怖傾向がありますから、新しい集団になじめなくて、怖くなって逃げ出すということも仕方のないことだと思います。タイミングが合わない、あるいは相性が悪いということもあるでしょう。そういう形で退院した人でも、また気が変わって入院したくなったら、原則として何度でも受け入れています。そういう訳で、入院患者さんの約半数くらいはリピーターですね。入退院を繰り返している方です。  [TOPへ]


[ 重症度、外来か入院か ]

 一般に、摂食障害といっても、ピンからキリまで、軽症の方から重症の方までいろいろですから、それをまとめて回復率何割というようなことはできません。あるいはそういう方をまとめて入院がいいとか、外来がいいとか、そういうふうに言うことも難しいと思います。赤城高原ホスピタルに入院する方は、何らかの理由で、外来治療、専門相談室や自助グループといったところへ自分の足で通えない人、あるいは治療上の理由で家から引き離したいという人、そして仲間に勧められた「赤城体験」を自分もしてみたいという、そういう人たちです。軽症の方もいますが、平均するとかなり重症の患者さんが多いというのが実態です。しかし当院に2〜3カ月以上入院された方の予後は大変よい。ほとんどの方が何らかの回復の徴候を示し、あるいは回復の手掛かりをつかんで退院される。そしてその方々の予後も良いというのが私の実感です。  [TOPへ]



バレーボール[ 過食・嘔吐、やせへの対応 ]

 当院では、他人の迷惑にならない限りは、過食も嘔吐も強制的に止めるというようなことは原則としてしません。食行動に関する非難がましい言い方も、なるべくしないようにしています。食事を無理やり食べさせるようなことも極力避けます。だから、強制的栄養補給が必要なガリガリの方は、最初から入院させません。具体的には、当院では、BMIが12(160cmなら30.7kg、150cmなら27kg)以下の方の入院は、原則としてお断りしています。BMIが13.5(160cmなら34.6kg、150cmなら30.4kg)以下の人は、入院時に点滴の約束をしたり、入院後1週毎に何キロ増やすというような具体的数値を示して約束をしたりしています。その約束が守れない人には退院していただいています。当院はそのような強制的な治療はあまり得意ではありませんから、そういう方には適当な病院を紹介しています。たまに必要に迫られて、強制的栄養補給をすることもありますが、そういう事態はなるべく避けています。極めて重症の方を除いて、食行動の異常というものは止めるものではなく、回復とともに止まるものだというのが、体験に基づく私たちの理解です。 [TOPへ]


[ 家族療法、集団療法 ]

 私たちの摂食障害治療の特徴は、家族療法と集団療法そして自助グループとの協力関係といったところです。なるべく個人療法だけでなく、集団療法を併用しています。家族療法に関していえば、現在当院には、月曜日から木曜日までの4日間の午前中に、集団家族療法セッションがあります。たいていは摂食障害患者の入院時に、両親のいずれか、ほとんどの場合はお母さまですが、または父母の両方がこれらの治療に参加することを要請されます。

 摂食障害本人が治療に登場せず、家族だけが治療している方も少なくありません。私たちは、ご家族を患者さんの保護者としてでなく、摂食障害本人とは別のクライアントとしてカウンセリングするようにしています。そのほか当院では摂食障害の本人と家族に対する情報提供とか、教育を重視しています。家族の集団療法はとくに充実しています。

 一方、摂食障害ご本人は、情緒不安定なために、集団療法に出席できない方が多いようです。とくに入院直後は、入院という集団生活に適応するだけで精一杯ということも少なくありません。そういう場合は、個人療法が中心になります。  [TOPへ]



[ ネットワーク、自助グループ、SSK ]

 私たちの入院治療は病院内完結型ではなくて、摂食障害の治療的ネットワークの一部を担って、治療の選択肢の一つとして、治療の一段階を入院で行うという考え方です。実際にも、外来通院と入院治療を柔軟に組み合わせて、そして場合によっては、多施設の複数の治療者と協力して、同時平行的に本人と家族のそれぞれにかかわるといったことが多いのが実情です。このように私たちは、ネットワークのその他のリソース、治療資源との関係を大切にしています。医療施設や相談室以外では、自助グループは最も重要な治療資源です。そして現在私たちにとって、NABAは最も重要な摂食障害の自助グループです。

 私たちは、摂食障害のご本人とご家族のそれぞれに、可能な限り自助グループに参加するように勧めて、それを治療に組み込んでいます。入院中の患者さん方に関しては、院外のそのような自助グループに気軽に参加できない方がほとんどですので、NABAの回復者や回復途上の方に、病院にメッセージに来ていただいています。毎週月曜日の1時半から3時まで、病院の会議室でミーティングの司会をしていただいています。これを「摂食障害懇談会」、通称「SSK」といいます。このSSKは最初の15分間は、家族の方にも出席していただいています。1999年からNABAのメッセージは月1回になり、残りの週はホスピタル近辺の回復者からのメッセージになりました。

 このように病院に来てくださるメッセンジャーの中には、かつて赤城高原ホスピタルに入院しておられた卒業生も大勢います。この事実は、今苦しんでいる後輩たち、つまり入院している方々にとっては、文字通り希望のメッセージであり、またメッセンジャー自身にとっても、ご自分の回復を確認するチャンスになっているようです。  [TOPへ]


 
[ 重症患者、トラブル、自傷行為、自殺未遂、万引き、やせぼけ ]

 軽症の方を除いて、中等度以上の摂食障害の患者を入院させて治療するのは、結構大変な気遣いを要する事です。まして摂食障害の方を数人以上も入院させると、いろんなトラブルが起こることを覚悟しておかなければなりません。たとえば自分を傷つける行為。自傷行為といいますが、これが少なくありません。摂食障害の方々では、特に手首切りが多いのですが、体中に切傷を作ったり、血が出るまで爪の周りや唇をむしったり、火傷を作る方もおられます。まれには自傷行為が病院内で連鎖反応のように次々に起こります。患者さんが競争して自傷行為に走るような事態も起こります。

 処方薬をため込んだり、持ち込んだりして、大量にのむ方もいます。あるいは自殺未遂をするとか、自殺のほのめかしをしたり、自殺の予告をするというようなこともあります。また下剤や睡眠薬を病院の中に持ち込むばかりでなく、ひどい方になると仲間にその薬を渡すこともあります。

 万引きは摂食障害に合併しやすい行動障害ですが、病院の近所のお店で万引きして、病院から引き取りに行ったり、後で本人を謝りに連れて行くことも必要です。万引きだけでなく盗癖がある方もいて、院内の盗難事件が起こる場合もあります。食物を盗んで食べてしまう、盗食といいますが、そういうことも起こります。

 さらにまた、やせて栄養障害がひどくなると、私たちが「やせぼけ」と呼ぶ茫然自失の状態になります。これも重症になると命にかかわります。摂食障害の方々は情緒不安定で、しばしば過呼吸発作を起こします。興奮しやすくて、パニックになります。突然に外出や外泊を要求する。あるいは、「無断離院」といいますが、病院を抜け出してしまう、そして時には行方不明になるというようなことが毎日のように起こります。  [TOPへ]



[ 性行動、食行動のトラブル ]

 そのほかには、異性患者と急接近する。時には自分のお父さんよりも年上のような男性と急接近をしたり、性行為を持ってしまうことがあります。そういう危険があると、当然私たちは、本人と相手の男性に警告する訳ですが、そうすると相手の男性患者がプライバシーを侵害した。つき合いの邪魔をされたと怒鳴りこむことになります。

 過食嘔吐に関するトラブルとしては、トイレで嘔吐するためにトイレを汚す。後始末をきちんとしないということがあります。患者さんにそんな気持の余裕がないということはわかるのですが、ほかの患者さんから苦情が出ます。そのほかトイレを詰まらせる。トイレに入ったままでてこない。トイレ占拠です。あるいはパニック状態でトイレの壁に落書きをする、トイレに異物を流す、といったことがあります。

 あるいはまた、食物を大量に買い込んできて食べ散らかすので悪臭が発生します。夏ですと腐ってしまいます。畳を腐らせた方もいます。夜間に料理をしては過食して、トイレに駆け込んで吐くために「ウンウン、ゲーゲー」唸り、何度も水を流します。本人も大変でしょうが、その騒音は周囲の人にも迷惑です。大量の食物が必要ですから、他の患者さんから食べ物をもらう。食事に遅れた他の患者さんの食事を食べてしまう。他の患者さんが食事をしているのを物欲しそうに見つめる。食物をもらうため、また競争心から、他の患者さんが食べ終わったかどうかをいちいちチェックする。そして最後には残飯やゴミ箱をあさります。

 このほか家族を困らせる行動としては、自宅に何度も電話して多額の金銭を要求する。食べ物を送らせる。などなど、いろいろたくさんあります。

 こんなふうに、トラブルをあげていると、ついつい治療者というより管理者風になってきて、嫌なんですが、ホントに院長としては、つらいところです。  [TOPへ]



足首の運動 [ 歪んだ治療関係、転移、逆転移 ]

 一方で、こういったトラブルのためということもあって、摂食障害者の治療の場合には、歪んだ治療関係になりやすいということに注意が必要です。たとえばテスティングといいますが、「こんなに悪い患者でも、私を捨てないで診てくれるんですか」というふうに治療者をテストするような、いろいろな逸脱行動を患者さんがすることがあります。それに対して、治療者が処罰的になったり、限度を越えて許容的になったりします。

 あるいは、(陽性)転移といいますが、患者さんが治療者に異性として恋愛感情を持ってしまうとか、その反対に、逆転移といいますが、治療者が患者さんに治療関係を越えた特別な感情を持ってしまうといったことが起こり得ます。またそのような転移に基づいてしがみつきがおこります。具体的には、頻回の面接を要求するとか、面接室に居座って出ようとしなかったり、面接時間の延長を要求したり、他患と競争するとか、応じないと反発したり面接を拒否したりするとか、治療者を独占しようとするといったことです。治療者を操作しようとしていろいろな行動を起こすこともあります。さらにまた、退行といいますが、患者さんが赤ちゃん返りすることもあります。

 虐待を受けてきたような患者さんですと、当然ながら他人を信頼することができません。信頼に基づく治療関係を築くだけで数年かかります。ある程度の信頼関係ができると、むしろ治療スタッフに対して攻撃的になることもあります。これは多少無理を言っても捨てられることはないと、治療者が信頼されたことを意味しますが、理不尽な攻撃を向けられる治療者は、慣れていても混乱してしまいます。

 幼児期に養育者から虐待を受けたことがあるような方では、ほとんど常に、患者さんが治療者の管理的姿勢にかつての虐待者のイメージを重ねるということが治療経過のどこかで起こることを治療者は予期し、覚悟しておかなければなりません。  [TOPへ]


[ 治療者側の問題、長期大量処方、拘束 ]

 歪んだ治療関係は、患者さんの側の問題というよりは治療スタッフと患者さんの両者が共同して作り上げるものですが、時にはかなり治療者側に問題がある、あるいは一方的に治療者に問題があるように見える場合もあります。そのような問題としては、たとえば治療スタッフと患者さんとの治療的でない接触があります。主として性的接触や、経済的問題です。そういう危険の一歩手前の状況としては、患者さんが治療者のペットのようになっていたり、治療者にベッタリと依存して、治療者と患者さんの双方ともが身動きが取れない状況になっていることもあります。

 それから一見、正当な治療行為の中に含まれているように見えて、取り扱いが難しいものとしてサドマゾ的治療関係があります。具体的には向精神薬の長期大量の処方や、長期の拘束的環境といったことです。当院に入院された重症の摂食障害者では、正常範囲内体重の若い女性なのに、大量服薬や拘束によって重症の褥創(床ずれ)ができていた方も数名いました。家庭内暴力に対して電気ショック療法を受けていた方もいました。またこれまでの治療で処方薬依存になって当院に入院される方は少なくありません。  [TOPへ]



地上回転 [ 注意!危険がいっぱいの「治療」 ]

 さらに摂食障害の方は、精神科医療以外のところで被害にあっていることもあります。ちょっと思い当たるだけでも、美容整形手術、マッサージ療法、高額のエステティック、絶食療法、高額のダイエット治療、高額の合宿治療、高額の出張治療、カルトなどなどです。良心的な所もあるとは思いますが、中にはかなりいいかげんなところや、うさんくさいところ、インチキ治療から、完全な詐欺と思われるところまであります。「性感療法」と称するおかしなマッサージを受けていた方もいました。

 秘密めいたところや高額の料金先払いは要注意です。摂食障害の方はクルクル気持が変わるので高額の料金先払い・返却無しのシステムは不向きです。また何の資格も経験もない個人が「治してあげる」などというのは、たとえその人が善意であってもついて行くのは危険です。

 最近ではインターネットの匿名性を利用した自作自演の掲示板や誇大広告のホームページによる客引き、無料相談を装う詐欺の被害者が増えてきました。摂食障害の方は優しさに飢えているので、簡単に甘い言葉にだまされるようです。一言でいうと、治療を求める回復途上の摂食障害者には危険がいっぱいです。  [TOPへ]
 


[ もうこれ以上傷つけないこと、治療関係の危険防止 ]

 摂食障害の治療で、多種大量の薬物や長期の拘束が必要なことはほとんどありません。私たちは、摂食障害の苦しみに加えて、治療によってさらに傷つけられた多くの患者さん方をみてきて、摂食障害の治療で一番大切なことは、安全な環境と時間、充分な情報を提供すること、そしてもうこれ以上傷つけないことだと思うようになりました。当たり前のことだと言う人が多いと思いますが、この当たり前のことが守られていないことが多いし、重症の摂食障害患者ではこの当たり前のことを守って、信頼に基づく治療関係を築き維持することが結構大仕事なのです。

 当院では先に述べたような危険を未然に防止することに、最大限の努力をしています。具体的には、治療スタッフの教育が大切です。とくに治療スタッフが多くの回復者に直接会って、「回復を信じられるようになる」ことが重要です。そしてスーパーバイズ。オープンな治療的環境。個人療法だけでなく集団療法にも重点をおく。患者さんと家族に充分な情報を与え、治療者依存、医療依存を避けて、自助努力を促進する。自助グループを勧める。というようなことが歪んだ治療関係の予防になるでしょう。2000年頃からで目立ってきたことですが、摂食障害回復者の中で、当院に就職して治療スタッフの一員になる人が増えてきました。この現象も治療関係に良い影響を与えると思います。逆にこのような予防策がきちんとされていないところでは、治療関係のトラブルは起こりやすいと言えます。このページのビジター、読者の方々、患者さんやご家族の方々も、もしそのような危険な場所で疑問のある治療を受けて傷ついていたら、そこから早く逃げ出すようにした方がよいと思います。  [TOPへ]



[治療予後 ]

 最後に、摂食障害はきちんとした治療をしさえすれば予後良好な病気です。重症度、緊急性(強制的入院・強制的栄養補給の要否)の判断が重要ですが、一般には効果を焦らず、回復を信じて正しい道を歩んでゆけば、どんな人でも回復できます。いま死ぬほどつらい人でも、必ず生きていてよかったと思えるようになります。

 赤城高原ホスピタルは、群馬県の伊香保温泉の近く、風光明媚な赤城山のふもとにあります。病院は開放的で美しく、2人部屋が中心で、個室もあります。見学者も歓迎していますから、いつでもお立ち寄りください。あなたにお会いできる日を楽しみにしています。ごきげんよう。   [TOPへ]


[ トラウマ、外傷性精神障害、多重嗜癖 ]

 最近4、5年、赤城高原ホスピタルの摂食障害の方々の中では、被虐待者で、外傷性精神障害を合併する方や、アルコール・薬物問題、自傷行為、自殺未遂、性問題(恋愛依存、セックス依存、売春)、万引き、盗癖、買物依存、病的ギャンブル癖など多くの問題を合併する多重嗜癖(クロス・アディクション)の方が増えてきているようです。多重嗜癖、トラウマ、虐待、解離性障害、PTSDなどに関しては、当Webサイトに解説記事があります。是非そちらの方もみてください。  [TOPへ]


ダンス横ツツ 以上の記事は、1996年11月に、NABA(摂食障害者の自助グループ)のテレホン・メッセージで、「NABAを応援する方からの声」としてダイヤルQ2で流した録音テープの原稿を元に加筆、改訂を繰りかえしてきたものです。オリジナルの原稿は1999年春のNABAのニューズレターにも、収録されました。

「自分が摂食障害かもしれない」と思われる方、ひとりで悩まずに、信頼できる治療者か仲間と話されると良いと思います。


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AKH 文責:竹村道夫 


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