【窃盗癖単行本、竹村道夫監修の紹介 】
(改訂 13/06/02)
【最新ニュース】 2013年4月、窃盗癖、書下ろし単行本(ソフトカバー)、飛鳥新社、定価1680円 が発刊されました。 [NEW}
精神障害としての「窃盗癖」について、ある程度詳しく紹介した日本で初めての書籍です。
「窃盗癖と摂食障害」の概要からその治療法、再犯時の弁護法から具体的な症例の数々までを丁寧に解説。回復への具体的道程を指し示す。
● Printer-friendly Version → 窃盗癖単行本表紙(ワード文書、カラー、1ページ)は、こちらからダウンロードしてプリントしてください。
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● Printer-friendly Version → 窃盗癖単行本、目次と奥付(PDF文書、白黒、6ページ)は、こちらからダウンロードしてプリントしてください。
近年、新聞やテレビをはじめとするマスメディアでも徐々に注目され始めている「病としての万引き(窃盗癖)」ですが、早い段階で専門的な治療を開始すれば十分に回復可能な病気であるということはおろか、それが心の病であるということすら、広く知られているとは言えません。
そのため、患者当人やその家族、あるいは不可解な「万引き犯」に悩まされる店舗経営者や司法関係者など多くの人々が、それがいったいなんなのかを知らないまま、解決の糸口の無い悩みや絶望の中に置かれています。
この本では、窃盗癖の中でも特に摂食障害を併発しているタイプについて、病の概要からその治療法、そして再犯時の弁護法から具体的な症例の数々までを、易しく説き明かします。
九〇年代半ばから窃盗癖患者の治療にあたってきた竹村道夫医師(特定医療法人群馬会赤城高原ホスピタル院長)が、全面監修しています。
彼女たちはなぜ万引きがやめられないのか? 窃盗癖という病 飛鳥新社出版 1680円
第1章 窃盗癖と摂食障害
第2章 摂食障害の基礎知識
第3章 窃盗癖の基礎知識
第4章 クロス・アディクション(多重嗜癖)のしくみ
第5章 窃盗癖治療のために@ 治療者と診療施設につながる
第6章 窃盗癖治療のためにA 集団療法と自助グループ
第7章 窃盗癖と法律問題 治療中に再犯したら
第8章 窃盗癖者の弁護活動
第9章 窃盗癖治療の今後
付録 参考リンク 自助グループ クレプトマニア・チェックリスト 摂食障害チェックリスト 窃盗癖患者――治療対象と対応方法の原則 参考文献
[上記単行本の書評]
2013年6月2日(日)、朝日新聞、朝刊15面に、大谷大学教授、鷲田清一氏による書評。
内容は、ブックアサヒコムで読めます。
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● または、昼間の時間帯に、当院PSW(精神科ソーシャルワーカー)にお電話してください。
文責:竹村道夫(2013/03)